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Channel: ゴエモンのつぶやき
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「ねがい」歌い被災者応援 岡山の障害者らCD届ける

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 東日本大震災の被災者を励まそうと、障害者支援施設・岡星寮(岡山市中区原尾島)の入所者とボランティアが、共同制作したオリジナルソング「ねがい」をCD化、宮城県視覚障害者福祉協会を通じて28日、被災地へ届ける。長い避難生活で周囲からの孤立も懸念されるという障害者たち。歌には「共に歩み、支え合おう」との思いを託している。

 寮は岡山県視覚障害者協会が運営し視覚、知的の重複障害者40人が入所。2002年5月から月1回、岡山県内の有志でつくる対話ボランティア「つくしんぼ」(青木利夫代表)が訪れ、歌や読み聞かせなどで交流する。

 「ねがい」は、入所者が毎日を前向きに過ごせるようにと、10年春に制作。入所者が考案した「一緒にこの山越えよう」「心支え合い夢をかなえよう」といった3番までの歌詞に、青木代表がスローテンポな曲を付け、交流会で歌ってきた。

 震災のニュースに触れるたび胸を痛めてきたという入所者が「『ねがい』を応援メッセージとして被災地に」と提案。青木代表が送り先を探し、宮城の協会が快諾した。

 同協会によると、家族を亡くしたり、仮設住宅で慣れない一人暮らしを続ける障害者もいるという。事務局の芳賀広美さんは「気にかけてくれることに感謝したい。障害者をはじめ被災者に勇気を与えてくれるはず」と喜んでおり、協会加盟団体、会員らへ貸し出すことにしている。


「ねがい」を歌う入所者とつくしんぼのメンバー

山陽新聞-(2013/3/27 22:24)

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