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障害者の就職を支援・ベビーリーフの栽培

臼杵市には障害者の就職を支援する施設があります。取り組みの1つとしてベビーリーフの栽培を行っていて、30日は、その収穫の日を迎えました。鮮やかな緑に色づいたベビーリーフ。はさみを使って丁寧に収穫していきます。臼杵市の就労支援施設ジョブサポート「あらかし商会」。ここでは、およそ50人の知的障害者が、様々な生産活動を通じて一般企業に就職するための訓練を行っています。その活動の1つが、去年4月から始めたベビーリーフの水耕栽培です。1か月前に植えた種が成長し、30日、収穫の日を迎えました。作業はハサミで切る人や袋を持つ人など分業制で行われ、30日は、1時間でおよそ20キロを収穫しました。収穫が終わると、早速市内の農業法人に納品します。施設の利用者が作るベビーリーフは担当者にも評判が良いということです。しかし施設の利用者の雇用の場は、まだ少ないのが現状です。「あらかし商会」は、様々な分野で経験を積むことが、一般企業の障害者に対する理解を広げていくことに繋がると考えます。施設の利用者は、およそ2年間の訓練を経験して、スーパーや製造業など一般企業への就職を目指すということです。

大分放送- 2012年 10月30日 [18:00]

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