秦野市南矢名にある知的障害者支援施設「秦野精華園」(原田鉄也園長)の入所者、通所者が作った花やクッキーが29日、東日本大震災の被災地・宮城県に送られる。同市職員有志が実施する復興支援バスツアー「顔晴(がんば)ろう東北! 心の花 絆プロジェクト」の一環で、現地の仮設住宅で植栽した後、お菓子を食べながらの交流会も開く。
同市職員でつくる「東日本大震災復興支援ボランティア隊」は2011年6〜8月、バスをチャーターして宮城県に3回出向き、東松島市、石巻市、南三陸町でがれきの撤去や汚泥を取り除く復旧活動にあたった。
昨年は女性職員も加わり、同県七ヶ浜町の仮設住宅に花を届けた。これまで参加した職員は延べ196人。
「2年前は男性だけの力仕事。昨年は安らいでもらおうと花を届けました。きれいな花で顔がほころぶ『顔晴れ』の造語も作り、喜ばれました」と隊長の市政策部主幹、佐藤伸一さん(46)。仮設住宅の人たちが、花をめでながら茶飲み話をする機会を強く望んでいることも実感したという。
そこで今年は、昨年花を提供してくれた精華園が園内で作っているクッキーやパンも運ぶことになった。同園は入所者、通所者合わせて約160人で、サルビア、ナデシコ、ペチュニアなどのプランターや鉢計250個と、手作りのクッキーとパン各200個を送る。原田園長は「花やクッキーが被災地でも咲き、食べてもらえるのは、利用者にとって大きなやりがいになる」と喜ぶ。
バスツアーには市職員35人と市民ボランティア10人が参加する予定。28日夜に市役所を出発し、29日午前10時から、106世帯254人が暮らす七ヶ浜中学校校庭の仮設住宅で、花植えと交流会を開催する。
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被災地に送られるクッキー(秦野市南矢名の秦野精華園で)
(2013年6月26日 読売新聞)
同市職員でつくる「東日本大震災復興支援ボランティア隊」は2011年6〜8月、バスをチャーターして宮城県に3回出向き、東松島市、石巻市、南三陸町でがれきの撤去や汚泥を取り除く復旧活動にあたった。
昨年は女性職員も加わり、同県七ヶ浜町の仮設住宅に花を届けた。これまで参加した職員は延べ196人。
「2年前は男性だけの力仕事。昨年は安らいでもらおうと花を届けました。きれいな花で顔がほころぶ『顔晴れ』の造語も作り、喜ばれました」と隊長の市政策部主幹、佐藤伸一さん(46)。仮設住宅の人たちが、花をめでながら茶飲み話をする機会を強く望んでいることも実感したという。
そこで今年は、昨年花を提供してくれた精華園が園内で作っているクッキーやパンも運ぶことになった。同園は入所者、通所者合わせて約160人で、サルビア、ナデシコ、ペチュニアなどのプランターや鉢計250個と、手作りのクッキーとパン各200個を送る。原田園長は「花やクッキーが被災地でも咲き、食べてもらえるのは、利用者にとって大きなやりがいになる」と喜ぶ。
バスツアーには市職員35人と市民ボランティア10人が参加する予定。28日夜に市役所を出発し、29日午前10時から、106世帯254人が暮らす七ヶ浜中学校校庭の仮設住宅で、花植えと交流会を開催する。

被災地に送られるクッキー(秦野市南矢名の秦野精華園で)
(2013年6月26日 読売新聞)