自然の中での農業体験を通し、障害児(者)と市民との交流を図る「福祉交流農園」が鳥栖市内で取り組まれている。30日は関係者ら約40人が参加、秋の収穫を楽しみにサツマイモの苗植えを行った。
休耕地を活用し有機農業などに取り組む「のうのう村」(那須修一・小森護代表世話人、23人)と、知的障害児(者)の家族らで組織する市手をつなぐ育成会(牧崎茂会長、104人)が協働。農のある暮らしを通じた地域福祉交流を目的に取り組み、市民活動支援補助対象事業にも認定されている。
この日は、同村が管理する休耕地の約200平方メートルの畑に、育成会メンバーや参加を呼びかけた市民らが集合。那須さんの「朝日の当たる方向に向け、斜めに植え付けて」との指導を受け、協力しながら、ベニアズマとアンノウイモの苗を受けつけていった。
8月に草取り・交流会を行い、11月末には収穫・調理体験を行う予定。那須さんは「ハンディを持った人たちとの農業体験交流やふれあいで理解を深めてほしい」と話し、牧崎さんは「より多くの地域の人と交流できる場にしたい」と期待している。
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障害児(者)と市民が一緒になってサツマイモの苗植えを楽しんだ=鳥栖市の福祉交流農園
佐賀新聞- 2013年07月04日更新
休耕地を活用し有機農業などに取り組む「のうのう村」(那須修一・小森護代表世話人、23人)と、知的障害児(者)の家族らで組織する市手をつなぐ育成会(牧崎茂会長、104人)が協働。農のある暮らしを通じた地域福祉交流を目的に取り組み、市民活動支援補助対象事業にも認定されている。
この日は、同村が管理する休耕地の約200平方メートルの畑に、育成会メンバーや参加を呼びかけた市民らが集合。那須さんの「朝日の当たる方向に向け、斜めに植え付けて」との指導を受け、協力しながら、ベニアズマとアンノウイモの苗を受けつけていった。
8月に草取り・交流会を行い、11月末には収穫・調理体験を行う予定。那須さんは「ハンディを持った人たちとの農業体験交流やふれあいで理解を深めてほしい」と話し、牧崎さんは「より多くの地域の人と交流できる場にしたい」と期待している。
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障害児(者)と市民が一緒になってサツマイモの苗植えを楽しんだ=鳥栖市の福祉交流農園
佐賀新聞- 2013年07月04日更新