障害者が日頃の思いをつづった詩を歌に乗せて披露する「第38回わたぼうし音楽祭」が4日、奈良市の県文化会館で行われ、「わたぼうし大賞」に川崎市の福井聖子さんが作詩した「明日(みらい)」が選ばれた。わたぼうし音楽祭は全国の障害者に表現の場を提供しようと、ボランティア団体「奈良たんぽぽの会」が主催するイベント。
この日は8作品が発表され、大賞に輝いた「明日」は福井さんが「普段は伝えにくいが、この歌を通じてありがとうという思いを届けたい」と話すように、支えてもらっている両親や仲間への感謝にあふれた作品。神奈川県藤沢市の山崎芳寿さんが曲を作り、音楽祭では福井さん自身が熱唱した。
奈良市の高校2年生、竹石璃恵さん(17)は「日頃の感謝や未来への希望が詰まった詩ばかりで感動した」と話していた。
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「わたぼうし大賞」の表彰を受け、花束を手渡される福井聖子さん=4日、奈良市登大路町の県文化会館国際ホール
2013年8月5日 奈良新聞
この日は8作品が発表され、大賞に輝いた「明日」は福井さんが「普段は伝えにくいが、この歌を通じてありがとうという思いを届けたい」と話すように、支えてもらっている両親や仲間への感謝にあふれた作品。神奈川県藤沢市の山崎芳寿さんが曲を作り、音楽祭では福井さん自身が熱唱した。
奈良市の高校2年生、竹石璃恵さん(17)は「日頃の感謝や未来への希望が詰まった詩ばかりで感動した」と話していた。

「わたぼうし大賞」の表彰を受け、花束を手渡される福井聖子さん=4日、奈良市登大路町の県文化会館国際ホール
2013年8月5日 奈良新聞