障害者の所得向上を目指して群馬県桐生市の任意団体「equ−alle(エクアル)」が、障害者に仕事を提供する活動を始めた。不要になった家電を回収し、障害者がこれらを解体することで、各部品の売却益を得ようというリサイクル事業だ。エクアルは現在、NPO法人の申請を行っており、代表の高橋俊文さん(40)は「障害者の経済的自立に向け、活動を広げたい」と意気込んでいる。
エクアルは今年6月、市内でコンサルタント業を営む高橋さんが中心となって創設。高橋さんには知的障害の弟がおり、所得面など障害者が抱える厳しい現状を目の当たりにしてきたことが活動のきっかけだという。エクアルの業務は、不要になったパソコンや携帯電話、デジタルカメラなどの家電を市民や企業から回収し、社会福祉法人などに提供。障害者が解体し、各部品を処理業者に売却するというものだ。
エクアルによると、先月から桐生市の社会福祉法人「広済会」と提携し、障害者5人程度が解体作業にあたっているという。家電を安定的に回収でき、解体技術が高まれば、障害者1人当たり5万円程度の月収も可能とみている。
エクアルでは現在、家電の提供者などを募集している。問い合わせは高橋さん(電)090・1466・5576。
2013.9.13 02:05
エクアルは今年6月、市内でコンサルタント業を営む高橋さんが中心となって創設。高橋さんには知的障害の弟がおり、所得面など障害者が抱える厳しい現状を目の当たりにしてきたことが活動のきっかけだという。エクアルの業務は、不要になったパソコンや携帯電話、デジタルカメラなどの家電を市民や企業から回収し、社会福祉法人などに提供。障害者が解体し、各部品を処理業者に売却するというものだ。
エクアルによると、先月から桐生市の社会福祉法人「広済会」と提携し、障害者5人程度が解体作業にあたっているという。家電を安定的に回収でき、解体技術が高まれば、障害者1人当たり5万円程度の月収も可能とみている。
エクアルでは現在、家電の提供者などを募集している。問い合わせは高橋さん(電)090・1466・5576。
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