Quantcast
Channel: ゴエモンのつぶやき
Viewing all articles
Browse latest Browse all 17470

磐田で知的障害者ら英会話講座

$
0
0
 知的障害者を対象にした英会話講座が、磐田市大久保の知的障害者通所施設「おおふじ学園」で開かれている。県障害福祉課の職員も「知的障害者対象の英会話講座は聞いたことがない」という講座は、講師の人柄が手伝ってか、利用者に笑顔が増える効果も出ている。


 講師はカナダ人で、市内の小中学校などで英語を教えていた元外国語指導助手(ALT)のメロウズ・ダリルさん(39)。ダリルさんが「障害のある人に何かできることはないか」と学園に相談したのがきっかけ。「知的障害者と英会話を結び付ける発想もなかった」という学園だが、外部の人との接触を喜ぶ利用者が多いことや、ダリルさんの好意を大切にしようと、六月十三日から始めた。


 初回の参加者は六人と少数だったが、元気のいいダリルさんの声や講座で使う英語の歌に誘われ、次第に増加。三十九人の利用者の過半数が受講するようになった。


 十二日にあった六回目の講座では、開講前に数人が窓の外を見ながらダリルさんの到着を待ちわびた。講座が始まると、受講した約三十人はダリルさんに合わせて片手を振りながら笑顔で、マイクを持って自分の名前を紹介。ダリルさんが表情豊かに発する「スマイル(笑う)、コールド(寒い)」の言葉に合わせて、体を動かした。ダリルさんが「ワンダフル」と言って合格シールを渡すと、腕や胸に笑顔で張る場面も。


 学園のボランティア担当深谷悠司さん(31)は「自閉気味の利用者が普段より言葉を多く発したり、体調が思わしくなくても、受講のために登園する利用者もいます」と話す。


 今後も月に二回程度、開講する予定。学園の鈴木幸男副園長(61)は「講座のある日は利用者の気持ちも明るくなるようだ。何かいい効果が今後も表れるかもしれません」と期待している。


ダリルさん(左)と英語を楽しむ利用者。利用者の笑顔が増える効果も出ている=磐田市大久保で

中日新聞-2013年9月17日

Viewing all articles
Browse latest Browse all 17470

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>