県:障害者施設の品物販売コーナーを開設　名阪関ドライブインなど２カ所　／三重

　県は、名阪関ドライブイン（亀山市関町）と鳥羽シーサイドホテル（鳥羽市安楽島町）に、県内の障害者施設で作っている商品を販売する「まごころ販売コーナー」を開設した。名阪が２０日、鳥羽が３１日まで。

　障害者福祉施設の商品は優れたものが多いが、販路が確立されておらず、認知度が低い。商品をＰＲして障害者の工賃アップにつなげようと、県が百五経済研究所（津市）に委託して実施した。

　名阪では９施設が参加。土産専門店フロアの一角に販売ブースを設け、日替わりで２施設ずつが対面販売を行う。あおさクッキーなどの菓子類やイチゴジャム、真珠のストラップ、松阪木綿で作ったフクロウの壁掛け、革製品などを販売する。

　鳥羽では、ホテル内の売店に販売を委託。名阪にも参加する３施設を含む７施設が伊賀組みひもなどの工芸品を出品する。


毎日新聞　2013年12月18日〔三重版〕