口で筆を操り、美しい花の命を描く日本画家、南正文(まさのり)さん(61)の作品展が、京都市中京区の京都万華鏡ミュージアム姉小路館アートスペースギャラリーで開かれている。
大阪・堺生まれの南さんは、小学3年の時に事故で両腕を失った。同じく両腕をなくしながら京都・山科の勧修寺で障害者10+件支援を続けた大石順教尼の最晩年に弟子となり、書画を学んだ。その交流はドキュメンタリー映画「天から見れば」(入江富美子監督)になり、見る人を勇気づけている。
会場には、満開の桜の大樹を描いた「活きる」を始め、明るく透明感あふれる花々の絵など計17点が並ぶ。会場を訪れた南さんは「絵を通じてたくさんの出会いがあり、良いつながりができた。こんな時代ですから、絵を見た人が多くの種をまいてもらえれば」という。作品展は12月9日まで(月曜休館)、入場無料。
日本画展:筆くわえ描く花 南正文さんが京都・中京で /京都
毎日新聞 2012年11月18日 地方版
大阪・堺生まれの南さんは、小学3年の時に事故で両腕を失った。同じく両腕をなくしながら京都・山科の勧修寺で障害者10+件支援を続けた大石順教尼の最晩年に弟子となり、書画を学んだ。その交流はドキュメンタリー映画「天から見れば」(入江富美子監督)になり、見る人を勇気づけている。
会場には、満開の桜の大樹を描いた「活きる」を始め、明るく透明感あふれる花々の絵など計17点が並ぶ。会場を訪れた南さんは「絵を通じてたくさんの出会いがあり、良いつながりができた。こんな時代ですから、絵を見た人が多くの種をまいてもらえれば」という。作品展は12月9日まで(月曜休館)、入場無料。
日本画展:筆くわえ描く花 南正文さんが京都・中京で /京都
毎日新聞 2012年11月18日 地方版