重度心身障害者医療費助成制度で11月から、一般的に受診頻度が高い障害児が医療機関の窓口で医療費を一時負担する方式に変わるのに対し、健常児の窓口無料は継続する“逆転現象”に、反発の声が上がっている。障害児の親たちには支払いの立て替えや待ち時間に伴う負担増への懸念が強く、市民団体が障害児の窓口無料堅持を求める署名活動を進めている。県は財政負担の軽減を目的に制度を変更する方針で、「財源を障害者福祉施策全体の向上に生かす」として理解を求めていく。
(山梨日日新聞から) 2014年07月05日(土)
(山梨日日新聞から) 2014年07月05日(土)