身体障害者手帳を偽造したとして、奈良西署は22日、明日香村立明日香小の非常勤講師、柏木優真容疑者(33)=同村檜前=を有印公文書偽造容疑で逮捕した。柏木容疑者は容疑を認め「高速道路や電車代の割引を受けるために偽造して使っていた」と供述しているという。同署は詐欺容疑も視野に追及する。
逮捕容疑は12年8月ごろ〜13年10月ごろ、自宅で祖母名義の身障者手帳を元に、自分名義の手帳1通を偽造したとしている。
同署によると、柏木容疑者は祖母の手帳をパソコンに取り込み、自分の名前や顔写真を貼り付けたりして偽の1級手帳を作っていたという。
本来の身障者手帳には発行元の県などの割印が押されているが、偽造手帳に割印はなく、手帳番号も架空の番号だった。
県障害福祉課によると、鉄道は窓口で手帳を見せれば半額の割引が受けられる。手帳番号の照会は基本的にはないという。
村教委によると、柏木容疑者は数年前から英語の補助をしていたといい、「事実が明らかになれば処分も考える」とコメントした。
毎日新聞 2014年07月23日 地方版
逮捕容疑は12年8月ごろ〜13年10月ごろ、自宅で祖母名義の身障者手帳を元に、自分名義の手帳1通を偽造したとしている。
同署によると、柏木容疑者は祖母の手帳をパソコンに取り込み、自分の名前や顔写真を貼り付けたりして偽の1級手帳を作っていたという。
本来の身障者手帳には発行元の県などの割印が押されているが、偽造手帳に割印はなく、手帳番号も架空の番号だった。
県障害福祉課によると、鉄道は窓口で手帳を見せれば半額の割引が受けられる。手帳番号の照会は基本的にはないという。
村教委によると、柏木容疑者は数年前から英語の補助をしていたといい、「事実が明らかになれば処分も考える」とコメントした。
毎日新聞 2014年07月23日 地方版