私立柳学園高校ホースセラピー部部長で3年の滝本理菜さん(18)が、一般社団法人「日本障害者乗馬協会」が認定する障害者乗馬の「ライディングマネージャー」試験に合格した。同協会によると、同協会認定のライディングマネージャーとしては滝本さんが国内最年少という。
障害者乗馬は、障害者のリハビリを含めた療育的乗馬とスポーツとしての乗馬を目的にしている。ライディングマネージャーは、障害者乗馬実施施設の最高責任者で、1施設に最低1人以上の常駐が必要。障害者のセラピープログラム計画を立て、乗馬の選定やセラピーなどを行う。
滝本さんは小学1年で乗馬を始めた。小学5年から洲本市五色町のNPO「五色ホースクラブ」で、セラピーをする馬を引いたり、障害者の乗降の補助などのサポーター経験を積んできた。高校1年からは全国障がい者馬術大会にスタッフとして参加している。
6月に五色ホースクラブで実技試験があり、馬の健康状態を見たり、セラピーを受ける障害者の体調度合いのチェック▽セラピープログラムの組み立て▽セラピー後の障害者の体の機能改善の状態−−などの審査を受けた。合格には90%以上が必要という。
将来は理学療法士になるのが目標という滝本さんは「2020年のパラリンピック東京大会に出場を目指す障害を持つ人たちのサポートをし、世界大会に出場できる選手を育てたい。理学療法とセラピーを組み合わせ、馬を使って楽しくリハビリができるようにしたい」と意気込んでいる。
〔淡路版〕 毎日新聞 2014年07月23日 地方版
障害者乗馬は、障害者のリハビリを含めた療育的乗馬とスポーツとしての乗馬を目的にしている。ライディングマネージャーは、障害者乗馬実施施設の最高責任者で、1施設に最低1人以上の常駐が必要。障害者のセラピープログラム計画を立て、乗馬の選定やセラピーなどを行う。
滝本さんは小学1年で乗馬を始めた。小学5年から洲本市五色町のNPO「五色ホースクラブ」で、セラピーをする馬を引いたり、障害者の乗降の補助などのサポーター経験を積んできた。高校1年からは全国障がい者馬術大会にスタッフとして参加している。
6月に五色ホースクラブで実技試験があり、馬の健康状態を見たり、セラピーを受ける障害者の体調度合いのチェック▽セラピープログラムの組み立て▽セラピー後の障害者の体の機能改善の状態−−などの審査を受けた。合格には90%以上が必要という。
将来は理学療法士になるのが目標という滝本さんは「2020年のパラリンピック東京大会に出場を目指す障害を持つ人たちのサポートをし、世界大会に出場できる選手を育てたい。理学療法とセラピーを組み合わせ、馬を使って楽しくリハビリができるようにしたい」と意気込んでいる。
〔淡路版〕 毎日新聞 2014年07月23日 地方版