京都市知的障害児・者福祉研修大会が24日、京都市中京区のハートピア京都であり、障害者が地域で当たり前に暮らせる社会の実現に向け、当事者や親が意見を出し合った。
はじめに、障害者が親元を離れて生活するケアホームを運営する「社会福祉法人えのき会」の古川末子さんが基調講演し、「介護が必要な入所者でも個々の生活を楽しめている。親は少し距離を置いて見守ることが大事」と話した。
続いて、障害児者や保護者が自らの体験を発表した。発達障害のある若者が地域での就労を目指す思いを語ったり、障害者自身が出生前診断について「障害者は社会からいなくなればよいという考え方で、私たちを痛めつける」と批判の声を上げた。
大会は、知的障害児・者の保護者らでつくる「京都手をつなぐ育成会」と市、市教委が毎年開いており、今回で22回目となった。
京都新聞-【 2012年11月25日 11時29分 】
はじめに、障害者が親元を離れて生活するケアホームを運営する「社会福祉法人えのき会」の古川末子さんが基調講演し、「介護が必要な入所者でも個々の生活を楽しめている。親は少し距離を置いて見守ることが大事」と話した。
続いて、障害児者や保護者が自らの体験を発表した。発達障害のある若者が地域での就労を目指す思いを語ったり、障害者自身が出生前診断について「障害者は社会からいなくなればよいという考え方で、私たちを痛めつける」と批判の声を上げた。
大会は、知的障害児・者の保護者らでつくる「京都手をつなぐ育成会」と市、市教委が毎年開いており、今回で22回目となった。
京都新聞-【 2012年11月25日 11時29分 】