東北管区行政評価局は6日、視覚障害者が利用しやすいバス停への改善が必要だとして、東北運輸局と東北地方整備局にバス事業者への指導や必要な設備対策を求めるあっせんを出したと発表した。
評価局は視覚障害者団体から「乗り降りしにくいバス停が多い」との相談を受け、昨年10月からことし1月にかけて仙台市中心部のバス停を調査した。
それによると、約7割の路線バスが乗降口を点字ブロックに合わせて停車していなかった。点字ブロックそのものが未設置だったり、視覚障害者向けの音声案内装置が作動していなかったりするバス停も見つかった。
評価局は今月1日、運輸局に対し、適切な位置への停車を徹底するよう事業者を指導する必要があると指摘。整備局には、視覚障害者により配慮した点字ブロックの整備などを求めた。
羽鳥英雄首席行政相談官は「利用者の意見を踏まえ、改善に取り組んでほしい」と話した。
2014年08月07日木曜日 河北新報
評価局は視覚障害者団体から「乗り降りしにくいバス停が多い」との相談を受け、昨年10月からことし1月にかけて仙台市中心部のバス停を調査した。
それによると、約7割の路線バスが乗降口を点字ブロックに合わせて停車していなかった。点字ブロックそのものが未設置だったり、視覚障害者向けの音声案内装置が作動していなかったりするバス停も見つかった。
評価局は今月1日、運輸局に対し、適切な位置への停車を徹底するよう事業者を指導する必要があると指摘。整備局には、視覚障害者により配慮した点字ブロックの整備などを求めた。
羽鳥英雄首席行政相談官は「利用者の意見を踏まえ、改善に取り組んでほしい」と話した。
2014年08月07日木曜日 河北新報