社会福祉法人白浜コスモス福祉会は11月から、和歌山県白浜町堅田で、障害者10+ 件が就労に必要な力を身に付ける「就労移行支援センターしらはま」を開いている。来年4月に開所式を予定している。
センターは西富田小学校近くにあり、以前あった店舗を改装して開所。1階建てで、作業・訓練室や事務室などを設けている。名前の「しらはま」には、住民と交流を深めていきたいという思いを込めた。
定員は10人で、2年間で作業や職場実習を通じ、就職に必要な知識や能力を身に付けていく。同会が運営する多機能型事業所「白浜コスモスの郷」(白浜町)を利用していた訓練生らがセンターに通っており、町内を中心に手洗い洗車や剪定(せんてい)、草刈りをしている。センターの外に出て、行き慣れない場所での活動や多くの人と交流できるような活動を取り入れるようにしているという。
ほかにも、センター訪問者への接客や地域でのごみ拾い、住民へのあいさつなどを通じ、地域との交流を大切にしながらコミュニケーション能力を身に付けている。訓練生は「事務系の仕事に就きたい。不慣れな部分もあるけど、勉強だと思って頑張っている」「子どもが好きなので保育士になりたい」「早く就職して一人暮らしをしたい」と目標を話す。
就労支援員の坂本直史さん(47)は「町内の人々の手により、障害のある人が力を付けていけるような場所にしていきたい」と話している。
定員には余裕があり、訓練生を募集している。問い合わせは「しらはま」(0739・20・5145)へ。
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【開所した「就労移行支援センターしらはま」(和歌山県白浜町堅田で)】
(紀伊民報-2012年11月29日更新)
センターは西富田小学校近くにあり、以前あった店舗を改装して開所。1階建てで、作業・訓練室や事務室などを設けている。名前の「しらはま」には、住民と交流を深めていきたいという思いを込めた。
定員は10人で、2年間で作業や職場実習を通じ、就職に必要な知識や能力を身に付けていく。同会が運営する多機能型事業所「白浜コスモスの郷」(白浜町)を利用していた訓練生らがセンターに通っており、町内を中心に手洗い洗車や剪定(せんてい)、草刈りをしている。センターの外に出て、行き慣れない場所での活動や多くの人と交流できるような活動を取り入れるようにしているという。
ほかにも、センター訪問者への接客や地域でのごみ拾い、住民へのあいさつなどを通じ、地域との交流を大切にしながらコミュニケーション能力を身に付けている。訓練生は「事務系の仕事に就きたい。不慣れな部分もあるけど、勉強だと思って頑張っている」「子どもが好きなので保育士になりたい」「早く就職して一人暮らしをしたい」と目標を話す。
就労支援員の坂本直史さん(47)は「町内の人々の手により、障害のある人が力を付けていけるような場所にしていきたい」と話している。
定員には余裕があり、訓練生を募集している。問い合わせは「しらはま」(0739・20・5145)へ。

【開所した「就労移行支援センターしらはま」(和歌山県白浜町堅田で)】
(紀伊民報-2012年11月29日更新)