ラジオドラマ制作/きょうと28日 エフエム豊橋で放送
豊橋市障害者福祉会館「さくらピア」が制作した防災ラジオドラマの脚本「障がい者が避難所にきたら」をもとにしたラジオドラマを豊橋市が制作した。9月1日の「防災の日」を前に、コミュニティーFM「エフエム豊橋」で21日と28日に放送される。
種類ごと5パターン/ナレーションは平田満さん担当 「障がい者が避難所にきたら」は、昨年9月の「避難所体験」に参加した障害者や地域住民らが協力して執筆。独立行政法人防災科学技術研究所の防災コンテストの防災ラジオドラマ脚本部門で最優秀賞に選ばれた。
脚本をもとに市がラジオドラマを制作。障害の種類ごとに5パターンがあり、同市出身の俳優で豊橋ふるさと大使の平田満さんがナレーションを担当し、豊橋文化振興財団主催の市民劇に参加した市民などが出演した。
ラジオドラマはエフエム豊橋で21日と28日の、ともに午前7時45分▽午後0時30分▽午後5時44分―から放送する市の広報番組の中で流れる。
市はラジオドラマを、避難所要員を対象にした研修会や各地域での防災講習会などで活用していく方針。制作を担当した市文化課の牧野哲也主幹は「災害時にも、障害者への思いやりを大切にしてほしい」と呼びかけている。
2015/08/21 東海日日新聞