盛岡市障がい者スポーツ大会(実行委主催)は22日、同市三本柳のふれあいランド岩手などを会場に開かれた。2016年希望郷いわて大会を控え、障害者スポーツ振興の機運や関心が高まる中、出場者はそれぞれのペースで体を動かし、スポーツを楽しんだ。
障害者約370人がふれあいマラソン、アーチェリー、卓球など8競技に出場。学生ら約140人がボランティアスタッフとして運営に携わった。
ふれあいマラソンは、200メートルトラックを5周し、事前に申告したタイムと実際のタイムの差の小ささを競った。出場者は雨が降る中、家族らの声援を受けながら懸命にゴールを目指した。
大会は15回目。競技の他、ふれあいランド岩手には福祉事業所14店が出店し、利用者らが製作した菓子や雑貨などを販売した。
【写真=雨の中で勢いよく走りだすふれあいマラソンの出場者】
(2015/08/23) 岩手日報