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Channel: ゴエモンのつぶやき
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精神障害者だけで3割を吸っている! 米で調査報告

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うわさは本当だった

精神障害者にヘビースモーカーが多いことは、専門家の間ではよく知られているが、実際には消費されるたばこの約3割を吸っているらしい。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)と薬物乱用・精神衛生管理庁(SAMHSA)が12日、調査報告を発表した。

喫煙率は1.5倍以上

CDCとSAMHSAが共同で発表した報告書、「バイタル・サインズ」では、精神障害者とそれ以外の人の喫煙状況をレポートしている。

2009〜2011年のドラッグしよう及び健康に関する全国調査をもとにデータを作成したところ、米国で消費されるたばこの30.9%を精神障害者が消費していることがわかった。

精神障害者の喫煙率は36.1%で、それ以外の人の21.4%に比べ、1.5倍以上になる。同研究では傾向がみられるだけの人も精神障害者に含めたため、全体の19.9%が障害者と認定された。


原因は高い失業率?
同レポートでは、精神障害者の喫煙率が高いことについて、「低い雇用率のせい」としている。米国ではたばこを吸えない職場が多いため、精神障害の傾向がない人では、禁煙にチャレンジした人の大半がその後たばこを吸わなくなる。

これに対して精神障害のある人では、継続的な禁煙に成功する人は34%にとどまる。職業環境が喫煙に与える影響はかなり大きいようだ。

ただ、統合失調症など一部の精神障害においては、ニコチンにより症状が緩和されるケースがある、とも報告されており、障害が直接的に「たばこを吸いたい」という欲求と結びつく場合も多い。

米国では精神病院などで、こういった欲求を利用して「言うことを聞いた報酬」として、医師やスタッフがたばこを与えるケースもある、とされる。

税金と保険の情報サイト-2013年2月19日 17:00

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