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障害者雇用へ菓子販売 三原

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 三原市皆実のスワンベーカリー三原店が、県立広島大保健福祉学部の研究者や学生たちと共同で商品化した菓子「シュトーレン」の販売を始めた。技術を身に付けた障害者の雇用機会拡大を目的に、三原博光教授(社会福祉学)を中心に昨年秋から進めてきた。

 縦18センチ、横8・5センチで、ラム酒に漬けたドライフルーツたっぷりの焼き菓子。製造から1〜3週間後が食べごろという。協力する廿日市市の洋菓子店シェフのお墨付きを得て、販売に踏み切った。

 施設に通う森脇裕二さん(22)は、今回の取り組みがきっかけで同店で商品作りを担うようになった。「研究を重ねて、もっとおいしくしたい」と意気込む。中野邦子店長は
「こだわりをもって努力を重ねる姿に感心する。クリスマスに向け、ぜひ味わってほしい」と話している。

 3月までの限定販売で、1個2300円。配送も受け付ける。同店=電話0848(61)4547。


【写真説明】シュトーレンを紹介する森脇さん

中国新聞-'13/11/30

(ソシテワスレズ@キャンパス)障害者施設の製品、発信

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 震災と原発事故で、福島県いわき市の小さな障害者施設は、苦境に立たされていた。大学の先生に紹介され、事業所を訪ねると、「原材料が入ってこない」「製品の売り上げが減った」「放射能の検査ができない」と悩んでいた。地震で壊れた機械の修理が必要で事業所の運営も大変。ある施設では「利用者に払う賃金も下がっている」という話を聞いた。

 同じ福祉環境学部の井坂志穂さん(21)、橋本実可子さん(21)と3人で、何ができるかを考えた。「私たちが製品の安全、安心を伝えることができるのでは」と、今年3月、「いわきユニバーサルマルシェ(http://promotion.revive-iwaki.net/)」というホームページ(HP)を作った。

 最初はパンフレットを作ろうと考えたが、いまの主流はネット。事業所からも「HPがいい」と言われた。現在、HPでは四つの事業所で作っている、お弁当やパン、みそなどを紹介している。

朝日新聞-2013年11月29日17時32分

「将来は障害者と一緒に農業を」 来春、北広島で就農の竹内さん

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 【北広島】恵庭市内の農業法人で研修中の青年が来春から、北広島市内で新規就農する。福祉施設での勤務経験もある竹内巧さん(33)=市内大曲柏葉=。「ゆくゆくは農業と福祉を融合させて障害がある人とも一緒に働きたい」と夢を描き、寒さが厳しくなる中、ビニールハウスの建設など準備に励んでいる。

 竹内さんは2011年春から、恵庭市の余湖農園で研修を続けている。1年目は野菜を詰めた袋のバーコード貼りや、トラック運搬などの出荷作業を通じ、野菜の見方を学んだという。畑で作業したのは2年目から。今年はズッキーニやヤーコンなどを担当し、納品までを考えてきた。

 網走で生まれ、公務員だった父親の転勤に伴って札幌や帯広、函館などに住んだ。小樽商大を卒業後、機械メーカーに勤務してインド駐在も経験した。その時感じたのが、海外で働く面白さと共に、生まれ育った北海道を出ている自身を含め、「北海道から人もお金も出ていく悔しさ」だった。北海道に戻ろうと決意した。

 その後、札幌で知的障害者が通う通所施設で働くように。「北海道の地元ならではの仕事って何だろう」と考えながら、たどり着いた答が農業だった。

 北広島を選んだのは、人との出会いから。余湖農園とのつながりを持つ市内島松の農業高藤昌志さん(69)から、約200アールの畑を借りた。機械を譲ってくれた人もいた。

 現在は、ハウスの骨組みを立てるなどの準備を進め、春からは妻の愛さん(30)も一緒に畑仕事をする。

 当初はミズナやトマトなどを手掛けるつもりで、竹内さんは「将来は障害者ひとりひとりが主体となって働ける場所にしたい」と語る。

 高藤さんは「一生懸命頑張っていい作物を育てて、北広島で成功してほしい」と、農業の、地域の“先輩”として応援している。

 市経済部によると、市内の専業農家は2010年度で69戸。高齢化や後継者不足で緩やかに減少しており、新規就農者は2年ぶりで「市独自の助成も考えて後押しできれば」としている。

北海道新聞-(11/30 16:00)

大地震への対策紹介 視覚障害者向け防災ハンドブック作製

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 徳島県立障害者交流プラザ(徳島市南矢三町2)にある視聴覚障害者支援センターは、大地震への対策を盛り込んだ「視覚障害者のための防災ハンドブック」を作った。視覚障害者向けに編集した小冊子は県内で初めてで、白杖(はくじょう)を枕元に置くなどして地震の際には直ちに避難するよう呼び掛けている。

 ハンドブックは点字版、音声版(CD・カセットテープ)、拡大文字版の3種類を作った。

 視覚障害者が心掛ける点として、円滑な避難につなげるために日ごろから外に出ることを勧めているほか、災害時には障害物で白杖が壊れやすくなることから、予備の白杖を用意することも助言。巻末には氏名、障害者手帳の番号や等級、かかりつけ医などを記す防災カードを付け、意識を失っても治療してもらえるようにする。

 南海トラフ巨大地震が起きれば県内で最大3万人以上の死者が出る恐れがあることも紹介し、東日本大震災と同じような大津波に注意するよう訴えている。

 エフエム徳島(徳島市)の防災ハンドブックを基に、日本盲人社会福祉施設協議会(東京)の防災マニュアルや県南海地震防災課職員の意見を参考に編集した。プラザの点字図書館で利用者登録している人には、点字版100部、音声版300部を既に送っている。

 2014年度以降は、地域ごとに避難所の情報を盛り込んだハンドブックを作る。担当者は「東日本大震災以降、地震に不安を感じている視覚障害者が増えている。多くの人に読んでもらい、被害を減らしたい」と話している。

 希望者には無料で郵送する。申し込みはセンター<電088(631)1400>。


【写真説明】視聴覚障害者支援センターが作った「視覚障害者のための防災ハンドブック」

徳島新聞-2013/11/30 09:26

丹波地域働く障害者パネル展・ふれあいバザー

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 12月2―6日、 県柏原総合庁舎1階で、丹波地域働く障害者パネル展・ふれあいバザーが開かれる。 丹波地域福祉事業所連絡協議会 (愛称・シェイクハンド) の主催。 丹波地域の福祉事業所で働く障がい者の様子や成果として、 授産製品などを写真や文で表したパネルを展示。 6日午前11時半―午後1時半に、 同庁舎でかばんや各種手芸品、 パン、 巻き寿司など授産製品の販売もある。

丹波新聞-2013年12月01日

プロの歌声に魅了 障害者施設訪れる NPO法人が第1回イベント /熊本

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 障害者の就労支援施設や児童養護施設を訪ねてプロの歌手によるステージなど「出前イベント」をプレゼントするNPO法人「子ども・障がい者福祉基金熊本」が30日、熊本市東区の障害者就労支援施設「ライン工房」で設立記念の第1回イベントを開いた。施設を利用する障害者たちは、日ごろ聞けない童謡歌手、大庭照子さん(75)ら“プロの歌声”に酔いしれた。

 NPO法人は10月、九州学院高校教諭の高橋美行さん(60)が設立した。会員から集める月100円の会費などで運営し、施設の希望に応じてプロ歌手のステージやお笑いライブ、ラーメンの振る舞いなど「無料出前イベント」を開く。

 熊本出身の大庭さんは30日昼、ライン工房の食堂で益城町の詩人、濱田龍郎さん(69)が作詞した「阿蘇からの風」や「故郷(ふるさと)」などを披露。一人一人に手を差し伸べて言葉をかけた。お笑い芸人の星野竜馬さん(34)と緒方マークさん(29)は「アンパンマン」ネタなどの漫才で沸かせた。

 施設の上野昌治課長(42)は「日ごろから本物の芸術などに触れさせてあげたいと思っているが、予算的に難しい。思ってもみないありがたい機会だった」と感謝。高橋さんは「活動が軌道に乗れば毎月1回、出前イベントを開ける。そのためにも多くの会員を集めたい」と話した。

毎日新聞 2013年12月01日 地方版

菓子コンテスト「チャレンジドカップ」−埼玉チームが2部門制覇

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 国際フード製菓専門学校(横浜市西区楠町14)で11月30日、障害者が作るパンと菓子の日本一を決める「チャレンジドカップ〜夢のパン・菓子コンテスト」決勝大会が開催され、菓子部門ではシンフォニー(埼玉県)の「どき土器クッキー」が、パン部門ではサプライズチーム☆SAKURA(埼玉県)の「桜ポモドーロ」が一位に輝いた。

パン部門優勝の「桜ポモドーロ」

 パン窯製造メーカー「櫛澤電機製作所」(神奈川区)と納入先の福祉施設やパン店が協力し、2003年に始めた同大会。2年に1回のペースで開催し、6回目となる今年は全国22の都道府県・64施設からの応募があった。

 決勝には、書類審査と試食などの製品審査を経た各部門8施設、計16チームが出場。審査員やギャラリーの前で腕を披露し、その技術と味を競った。

 菓子部門で優勝した「どき土器クッキー」は、シンフォニーの敷地内で発掘されたという土器をモチーフにした、よもぎやあわ、黒米、赤米を使ったクッキー。「リリエンベルグ」(川崎市)オーナーシェフの横溝春雄さんからは、「十分きれいにできているのに、納得がいかなかったのか成型し直している様子が印象深かった。味も飽きのこない良いお菓子に仕上がった」と講評を受けた。

 パン部門優勝の「桜ポモドーロ」は、チームが所属する埼玉県立特別支援学校さいたま桜高等学園で作った野菜を使ったトマトパン。講評を務めた「パンステージ・プロローグ」オーナーシェフの山本敬三さんは「チームとしてのまとまりはもちろん、役割分担もきちっとしていて、かなり練習したのではないか。完成度が非常に高かった」と話した。

 このほか、菓子部門銀賞にははたらき本舗(泉区)、銅賞にはぎんが工房(山梨県)が選出。パン部門銀賞にはにっこり(岐阜県)、銅賞には室蓬館ベーカリーチーム(岩手県)が選ばれた。


菓子部門で優勝したシンフォニー(埼玉県)とチャレンジドカップ実行委員長の成田真由美さん。表彰チームには飾りパンやケンミックス、薄力粉なども贈られた
ヨコハマ経済新聞-2013年12月01日

菓子コンテスト「チャレンジドカップ」−埼玉チームが2部門制覇

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 国際フード製菓専門学校(横浜市西区楠町14)で11月30日、障害者が作るパンと菓子の日本一を決める「チャレンジドカップ〜夢のパン・菓子コンテスト」決勝大会が開催され、菓子部門ではシンフォニー(埼玉県)の「どき土器クッキー」が、パン部門ではサプライズチーム☆SAKURA(埼玉県)の「桜ポモドーロ」が一位に輝いた。

パン部門優勝の「桜ポモドーロ」

 パン窯製造メーカー「櫛澤電機製作所」(神奈川区)と納入先の福祉施設やパン店が協力し、2003年に始めた同大会。2年に1回のペースで開催し、6回目となる今年は全国22の都道府県・64施設からの応募があった。

 決勝には、書類審査と試食などの製品審査を経た各部門8施設、計16チームが出場。審査員やギャラリーの前で腕を披露し、その技術と味を競った。

 菓子部門で優勝した「どき土器クッキー」は、シンフォニーの敷地内で発掘されたという土器をモチーフにした、よもぎやあわ、黒米、赤米を使ったクッキー。「リリエンベルグ」(川崎市)オーナーシェフの横溝春雄さんからは、「十分きれいにできているのに、納得がいかなかったのか成型し直している様子が印象深かった。味も飽きのこない良いお菓子に仕上がった」と講評を受けた。

 パン部門優勝の「桜ポモドーロ」は、チームが所属する埼玉県立特別支援学校さいたま桜高等学園で作った野菜を使ったトマトパン。講評を務めた「パンステージ・プロローグ」オーナーシェフの山本敬三さんは「チームとしてのまとまりはもちろん、役割分担もきちっとしていて、かなり練習したのではないか。完成度が非常に高かった」と話した。

 このほか、菓子部門銀賞にははたらき本舗(泉区)、銅賞にはぎんが工房(山梨県)が選出。パン部門銀賞にはにっこり(岐阜県)、銅賞には室蓬館ベーカリーチーム(岩手県)が選ばれた。


菓子部門で優勝したシンフォニー(埼玉県)とチャレンジドカップ実行委員長の成田真由美さん。表彰チームには飾りパンやケンミックス、薄力粉なども贈られた
ヨコハマ経済新聞-2013年12月01日

自然体 障害者作品960点…県文化会館

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 障害者への理解を深めてもらう「県障害者作品展」が30日、奈良市の県文化会館で始まった。3〜85歳が制作した絵画や書道、工芸など計約960点を紹介している。12月5日まで。

 障害者週間(12月3〜9日)にあわせて毎年開催。県内の特別支援学校の生徒や授産施設の通所者らが作った「さをり織り」のタペストリーや桜を力強く描いた絵画、来年の干支(えと)「午(うま)」をかたどった土鈴などが並び、桜井市橋本の知的障害者施設職員矢野武守さん(63)は「自然体で楽しみながら作っているのが伝わってきますね」と話していた。

 2日は休館。午前9時〜午後5時(5日は正午まで)。入場無料。


力強い書道作品に見入る来場者(奈良市で)

(2013年12月1日 読売新聞)

頑張る姿に拍手 和歌山で知的障害者スポーツ祭典

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 知的障害者たちがスポーツを通じて交流を深める祭典「県ゆうあいスポーツフェスタ」が1日、和歌山市手平2丁目の「和歌山ビッグホエール」を主会場に開かれた。10回目となる今年は県内から約850人が参加。40メートル走や綱引き、ボウリングなどが行われ、懸命に頑張る姿に家族や友人、ボランティアから盛んな拍手が送られた。

 綱引きに参加した「ふたば福祉会はっぴーわーく」(田辺市)の岡本千春さん(23)は「相手が強くて勝てなかった。でも面白かった。来年は優勝したい」と笑顔で話した。大会実行委員会の土井邦夫委員長は「勝ち負けではなく、みんなが楽しめるように種目などを考えた。親睦を深められたと思う」と話した。

朝日新聞-2013年12月2日03時00分

「障害者の高校進学を」 実現させる会、25年の記念集会 千葉

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 障害者の高校進学を支援する「千葉『障害児・者』の高校進学を実現させる会」は1日、千葉市中央区の千葉県教育会館で同会発足25年の記念集会を開催。障害児の母親や元県教委職員が当時の苦労などを語った。

 同会は、知的障害や筋肉の障害で受験が困難な子どもの「高校に行きたい」という願いを実現させるために、障害者の親を中心に1988年に発足。「0点でも高校へ」を目標に県教委との話し合いを重ね、障害児の受け入れへの理解を進めていった。これまでに109人が県内の公立高校に合格した。

 集会には、同会の支援を受けた高校卒業者を含め約120人が参加。

 リレートークでは、重度の知的障害で高校入学に3年間浪人した息子を持つ女性(64)は「高校の行事に参加させてもらった時に息子の顔が輝いていた。本当に高校に行きたいんだと感じた」と多くの子どもが高校入学への強い思いがあることを強調した。


障害者の保護者らが高校入学への苦労などを語り、障害のある人の高校教育実現を願った=1日午後、千葉市中央区の県教育会館

千葉日報-2013年12月02日 15:38

障害者ら880人スポーツ交流

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 県内の知的障害者らがスポーツを通じて交流を深める「県ゆうあいスポーツフェスタ」が1日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールなどであり、約880人が参加した。

 県と県障害者スポーツ協会が毎年開いており、10回目。この日、参加者は40メートル走やバスケットボールのフリースロー、綱引き、大玉リレーなど計6種目で競った。

 9枚の的にボールを投げて当たった枚数を競う「ヒットだ!ターゲット」の会場では、命中するたびに周囲から歓声が上がっていた。

 県障害福祉課の宮腰奏子課長は「普段スポーツをする機会がない人も多く、フェスタを楽しんでもらえてよかった。今後も長く続けていきたい」と話していた。

(2013年12月2日 読売新聞)

元AKB48の秋元才加、車椅子の障害者役で映画主演決定!「責任重大」と緊張

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 元AKB48の秋元才加が映画『マンゴーと赤い車椅子』で、車椅子の障害者役で主演することが2日わかった。 東京都内で会見を行った秋元は「車椅子生活を送る女性が、自分の障害とどう向き合い、これからの新しい生活を送っていくのかというところと、障害者がどんな思いで生きているのかを、障害者の方や健常者の方に同時に観ていただいて、色々と考えてもらえる作品になれば」と挨拶しながら「演じる側として責任重大です。すいません、緊張しています」と大役に深いため息をついた。

 大動脈解離で下半身不随になり車椅子生活を送っている仲倉重郎監督が、バリアフリーをテーマにメガフォンをとる愛と青春の物語。不慮の事故により半身不随となってしまった元看護師の彩夏(秋元)が、リハビリセンターの仲間たちと共に再生を目指していく姿を笑いと涙を交えて描くという。

 同じ病院に入院するロック歌手で脊髄腫瘍が進行中の翔太をEXILEのNAOTO、そんな翔太を兄と慕う脊髄損傷患者の龍之介を石井貴就、彩夏と同室の患者・千尋を吉岡里帆、彩夏の母を元タカラジェンヌの愛華みれが演じる。

 クランクインは今月中旬から。キャストの車椅子はオーダーメイド制作され、秋元は約1ヵ月前から車椅子の練習をほぼ毎日行っているという。役作りに余念のない秋元は「以前、パラリンピックの選手の方たちにインタビューする機会があったので、その時に聞いたことを今回の役に活かしていきたい」と熱演を誓った。

 映画『マンゴーと赤い車椅子』は2015年全国ロードショー


『マンゴーと赤い車椅子』製作発表に登場した元AKB48秋元才加

インフォシーク-2013/12/02 12:15

盲導犬と「風切り歩けた」 視覚障害者、札幌で宿泊体験

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 視覚障害者に盲導犬と1泊2日の生活を体感してもらう「盲導犬宿泊体験セミナー」が11月30日と12月1日、札幌市内で開かれた。札幌、石狩、稚内から4人が参加し、盲導犬と街を歩き、食事や排せつといった世話も体験した。

 北海道盲導犬協会(札幌市南区)が2006年から実施しており、今回で11回目。協会職員の指導を受けて餌やりやトイレの処理を行い、1日にはススキノ近辺を盲導犬と40分程度歩いた。

 盲導犬は7カ月間の訓練で、交差点や縁石など道の形状が変わる場所で立ち止まるよう、しつけられている。使用者は進む際、体につけた白い胴輪(ハーネス)を通じ「まっすぐ」「横断」と指示を出す。稚内から参加した広田秀人さん(47)は「人ごみはいつも白杖(はくじょう)で探りながら不安ばかりですが、犬が連れて行ってくれる安心感があって、風を切って歩けた」と話していた。

 盲導犬協会によると道内では現在52人(札幌は19人)が盲導犬を使用し、27匹が訓練中。体験セミナーを通じ使用を希望した人には、職員が家を訪ねて飼育環境や周辺の道路環境を調べ、犬との相性を判断。4週間の共同訓練を経て、最短で来春に貸与するという。

北海道新聞-(12/02 16:00)

障害者いきいき、化粧品用クマタケラン出荷 大和村の学校跡

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 大和村に住む障害者たちが共同作業で収穫、出荷したショウガ科の植物、クマタケランを原料にした化粧品が11月、発売された。作業場は廃校になった戸円小中学校を活用し、ボランティアのほか地域住民も協力。生きがいづくりと社会参加の取り組みが商品となって実を結び、メンバーは「今後の活動にも弾みがつく」と手応えを感じている。
 化粧品の原料のクマタケランは、ゲットウに似た植物。ポリフェノールを豊富に含み、抗菌作用があるとされ、葉は団子や餅などを包むのに使われる。
 作業は、学校跡周辺に生えている株や農家から提供されたものを集荷し、葉と茎に分けて洗い、拭き、カットする。東京都町田市の化粧品会社「シェルゥーム」が買い取り、加工する。同社の浜崎哲義社長が同村出身で、支援事業とタイアップすることになった。


化粧品の原料になるクマタケランの出荷作業に励む参加者=大和村戸円の戸円小中学校跡

南日本新聞-(2013 12/02 13:00)

メガソーラーの除草や除雪で障害者と連携、青森県三沢市の発電事業者

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 青森県三沢市で11月22日、メガソーラー(大規模太陽光発電所)のメンテナンス作業に関し、三沢市ソーラーシステムメンテナンス事業協同組合と社会福祉法人楽晴会(障害者就労トライアルセンターボイス)との間で委託契約が結ばれた。
 
 市内にある青建設計、小坂工務店、浪岡電設、田嶋板金工業の4社で2012年8月に設立した同組合は、三沢市大字三沢字小山田地内の2サイトで合計出力2.7MWのメガソーラーを建設し、2013年4月から事業を開始した。これらのメガソーラーでは夏の除草や冬の除雪、汚れの洗浄など1万1592枚もの太陽光パネルのメンテナンスが必要になる。野外作業ではあるものの、取り組みやすく通年で行う作業ということもあり、同組合ではハローワーク三沢を通じて市が主催する三沢市障害者支援協議会の障害者就労支援部会に委託先の検討を依頼していた。同部会では就労期間に限定のない安定した業務であることから、就労継続支援B型事業所による委託形式が適切と助言。「障害者が地域で暮らしていけるように」と就労場所を求めていた社会福祉法人楽晴会が運営する『障害者就労トライアルセンターボイス』とメンテナンス委託契約を締結した。

 メガソーラーにおけるメンテナンス業務の障害者への委託は青森県内で初めて。委託期間は2014年3月末までの契約だが、年度で更新する予定。同組合の相場代表理事は、「地元業者で立ち上げて、管理も地元業者で全てやっていきたいというのが最初からの考え。その精神が今回の契約に結び付いた」と言う。楽晴会の齋藤理事長も「障害者にとって大きな夢と希望のある仕事。社会的に疎外されやすい人たちが少しでも働ける場所を作りたい」と意気込む。


三沢市ソーラーシステムメンテナンス事業協同組合と社会福祉法人楽晴会との間で委託契約が結ばれた(出所:三沢市)

日経BPクリーンテック研究所.2013/12/02 20:56

聴覚障害者の支えに 聴導犬訓練士 秋葉圭太郎さん

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 二十七歳で脱サラし、聴導犬訓練の世界に飛び込んだ。それから約四年。秋葉圭太郎さん(31)は訓練士として聴導犬デビューを目指し、試行錯誤を続ける。うまくいかず、悔しさが募る日々。ある聴覚障害者の女性の言葉が今も目に焼きつき、支えになっている。それは手話だった。

 《聴導犬と生活して、子どもを産もうと決断できた。人生が変わった》

 女性は四十代の主婦。訓練中にたまたま話を聞いた聴導犬利用者だった。女性は生まれたばかりのわが子に目をやり、ほほ笑んでいた。「本当に幸せな光景だった。それが今も励みになっている」

 秋葉さんは大学卒業後、東京・銀座の広告会社に就職した。毎晩遅くまで働き、企業のポスターや電車の中づり広告を手掛けた。広告はたくさんの人の目に触れ、自身の収入も十分だった。

 ただ、本当にやりたいことは別にあると感じるようになった。「誰かの人生に深く関わる仕事をしたい」。思い切って退社を決め、福祉の仕事を探した。そのころ研修生を募集していたNPO法人「聴導犬普及協会」(ふじみ野市)を知り、門をたたいた。一年間の研修を経て、二十八歳でスタッフに。現在は訓練士兼広報担当として働く。

 聴導犬は、目覚まし時計やインターホンの音に気づくと、聴覚障害者の体に触れて伝える。外出時は、車や自転車が近づいてくるのを教え、銀行や病院では名前の呼び出しも聞き分ける。二〇〇二年施行の身体障害者補助犬法は、スーパーや飲食店などの公共的な施設に盲導犬や介助犬、聴導犬の同伴者の入店を認めるよう義務づけている。

 訓練は犬の生後二〜三カ月に開始。まずは音に興味を持ってもらうことから始める。段階的に音の場所を探したり、人を誘導したりさせ、外出先で落ち着いて行動できるかなど実践的な訓練へ進む。

 聴導犬としてデビューできるまでには約二年かかる。犬種に制限はないが、聴導犬になるのは十匹に三匹ほどという。秋葉さんはこれまで四匹を担当したが、いずれも聴導犬にはなれていない。「先輩訓練士とは力の差がある。経験を積み、犬の気持ちを分かるようにならなきゃだめ」と自らを叱咤(しった)する。

 聴導犬は現在、国内に五十一匹いる。盲導犬に比べ認知度が低く、飲食店などで入店を拒否されるケースや、仕事中の聴導犬を触ろうとしたりする人も少なくない。秋葉さんは訓練の傍ら、学校や地域のイベントで聴導犬のPRにも力を入れる。

 今月か来年一月には、新たな候補犬を迎える予定だという。「聴導犬と聴覚障害者は人生のパートナー。その手伝いができると思うと、大変でもやらなきゃと思えるんです」 (岡本太)

 あきば・けいたろう 千葉県山武市出身、ふじみ野市在住。小学校低学年から、母親が拾ってきた雑種犬を育てたが、聴導犬については「この世界に入るまで知らなかった」。聴導犬普及協会は寄付で運営しており、居酒屋のアルバイトで生計を立てている。仕事とアルバイト以外の時間は手話や法律などの勉強に充てている。


聴導犬のPR犬を連れて歩く秋葉圭太郎さん=ふじみ野市で

障害者選手の拠点整備へ=国立リハセンターの活用検討−政府

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 政府は2日までに、2020年東京五輪・パラリンピック開催に向け、パラリンピックの日本代表候補選手専用のトレーニング拠点施設を新設する方向で検討を始めた。埼玉県所沢市の国立障害者リハビリテーションセンター敷地内に施設を建設する案などが有力だ。

時事通信-(2013/12/02-21:23)

障害者といじめ問題

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 本格的に寒い季節となりました。皆さん、体調はいかがでしょうか。今年は強い寒気が日本列島に舞い降り、いちだんと厳しい冬になるという予報なので、健康には充分気をつけていきましょう。

 先々週のコラムで、進路選びでの注意点について書きました。さんざん悩んだ末にようやく進路を決め、無事、希望通りの学校に入学できたとしても、そこがすべてのゴールというわけではありませんよね。学校生活はつねに、予想もつかないトラブルととなり合わせです。

 その中でも特に親御さんの頭を悩ませる大きな問題が……「いじめ」です。

 文科省発表のデータによると、小中学校でのいじめ発生件数は近年増加傾向にあり、今や、いじめのないクラスはない、とまで言われています。障害の有無にかかわらず、多くの子どもがいじめに苦しんでいるという現状は、この20年あまりの間で変わっていないようです。

(障害者はいじめの対象になるか)

 これが、今回のメインテーマです。もっと正確な表現で言えば、(障害者であるという理由だけで、いじめの標的にされる可能性があるか)というかたちになるでしょうか。

 この問いにイエス、つまり、障害の有無がいじめに遭うリスクを左右するとこたえる人は、障害者は弱い存在だ、というのをその根拠としています。障害を持っているといじめによる暴力をはねかえす力が弱まるのだから、結果として継続的なターゲットにされてしまう。また、いじめる側も障害という弱さにつけこんで、さらなる悪質な暴力をはたらくのではないか……。

 これに対する反論としては、「いじめ無差別説」というものがあります。現代のいじめはほぼ無差別に行われており、障害のない子もターゲットにされているのだから、障害があるというだけではいじめの理由にならない。

 どちらの意見にもそれなりの根拠と正当性があるように思えますが、僕の実感としては、「いじめ無差別説」のほうが現状に近いような気がします。年齢的に、昔のいじめについてあまり深く語ることはできませんが、今のいじめの構造を見ていると、どうも、その本質自体が少しずつ変わっているように見えるのです。

 いじめの原因として一般的に思いつくのは、(○○ができない)とか、(××がまわりよりも下手)というような、いわゆる具体的な理由ですが、現実には、はっきりとした理由のないいじめも多く、それがこの問題の根深さを物語っています。

 いじめられる側はもちろん、いじめる側でさえも、(なぜいじめるのか)がわからない。いじめの問題をいつまでも、のび太君とジャイアンのような牧歌的な関係によってとらえていると、事の本質を見失ってしまいます。

 僕自身、小学校から高校まで地域の普通学校に通っていましたが、一度もいじめらしいいじめに遭ったことはありません。どのクラスでも年度の早い段階からわりとスムーズにとけこむことができましたし、それぞれの年代で心の許せる友人もいたので、少なくとも人間関係でのトラブルに巻き込まれることはありませんでした。

 けれど、同じ時期に普通学校に進学したリハビリセンター時代の知り合いに聞くと、中学時代はしょっちゅう、歩く時に使うクラッチ(松葉杖のようなもの)を隠されたり、ノートをゴミ箱に捨てられたりと、クラスメイトからのしつこいいじめに遭っていたようです。

 他の知り合いからも同じようないじめの体験談を聞くこともあり、そうした話を耳にするにつれ、いつしか、(僕はたまたま運がよかったのかな)と思うようになりました。

 いじめ問題は、進路選びにも影響します。普通学校だといじめのリスクが高いだろうから、安全に思える特別支援学校を選ぶ。けれど、本当にそれで良いのでしょうか?

 確かに、支援学校は生徒の人数も少なく、先生の目も行き届きやすいので、いじめが起こるリスクは低いと言えるでしょう。ただし、それは決して、(支援学校にはいじめがまったくない)ということを意味するものではありません。先生方がどんなに努力なさったとしても、人間と人間が同じ空間で過ごすかぎり、いじめのリスクはつねに生じるものです。

 (いじめがないだろうから)という消極的な理由だけで支援学校を選ぶことに、僕は反対です。

 いじめに近い言葉として、からかい、というのがあります。いじめとからかいの違いは何かと聞かれると、僕もすぐにはこたえが出せないのですが、直感的なイメージとして、からかいのほうがいじめよりも軽く、親しみやすい印象があります。

 いじめと、からかい。このふたつの線引きは、意外に難しいんですよね。片方は単にからかっているつもりでも、受け取る側はいじめとして、深刻に考えてしまう。あるいは、はじめのうちは軽いからかいだったのが、だんだんに本格的ないじめに発展してしまう。どちらのケースでも、当人同士で最後まで解決するのは限界があるので、どこかのタイミングで親や教師の介入が必要となるでしょう。

 誤解を恐れずに言えば、障害者をからかいたくなる気持ち自体は、僕も理解できるんですよね。特に、小学校低学年のうちは物事をまっすぐにとらえる時期ですから、同じクラスに自分と違った格好の友達がいれば、何だろうと興味を持つのが自然です。

 僕は障害の特性上、極端に緊張したり興奮したりするとよだれが垂れてしまいます。今はある程度自分の力でコントロールできるようになったのですが、小学校ぐらいまではその傾向が特にひどくて、教科書もよくよだれで濡らしてしまうほどでした。

 ある日の休憩時間。僕のよだれが今まさに机の一点に落ちようとしたその時、近くで見ていた友達がすかさず言ったのです。

「あっ、よだれ爆弾だ!」

 これも、大人の基準をあてはめれば、いじめの範囲に入るのかもしれません。けれど、その時の僕は、いじめられたという感覚はまったくありませんでした。むしろ、話題の中心になれたことですごくうれしい気分になったのを覚えています。

 もしもこれが、

(よだれが垂れてて気持ち悪い)

 などと言われたら、さすがの僕も傷ついたかもしれませんが、何しろ(よだれ爆弾)ですからね。こんなユーモラスな表現は、小学生にしかできません。ちょっとした一言によって、笑いのあるコミュニケーションが成立する。人間関係の楽しさというのは、その部分にあるのではないでしょうか。

 いじめとからかいの違い。最後に僕なりのこたえを出すとすれば、一方的か双方向か、ということだと思っています。いじめは、相手の気持ちや反応に関係なく行われる一方的なものですが、からかいは本来、双方向的なものです。(よだれ爆弾)というフレーズに心から笑うことができた時点で、僕とそのクラスメイトとのコミュニケーションは成立しているのです。

 個々の関係性を一切考慮することなく、(いじめもからかいもすべて悪いことだ)という建前を教師の側が押しつけてしまうと、健全なかたちでのコミュニケーションも阻害してしまい、かえって本人を孤立させてしまうことにつながりかねません。ただ、最初は軽いからかいから始まったものがだんだんに深刻ないじめへと発展するケースは考えられるので、大人の目による適切なチェックはもちろん必要ですけれど。

 教育現場からいじめをなくそうと努力することは、もちろん大切です。けれどその一方で、障害の有無に関係なくいじめへの免疫というか、(万一いじめに遭ったらこういうプロセスで対処をする)というマニュアルを事前に持っておくことも、自衛策としては必要なのではないでしょうか。

 悲しいことですが、現代において、学校でいじめに遭うというのはもはや、特別な現象ではなくなっています。それは、障害があろうとなかろうと関係ないことです。皮肉なことに、いじめ問題では、障害児も健常児も(平等)なのです。

エッセイ--立石芳樹 (たていし・よしき)

朝日新聞-2013年12月 2日

交流:沖縄民謡披露 障害者グループが都城・特養老人ホームを慰問 /宮崎

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 沖縄県を拠点に活動している、障害者の音楽グループ「ケントミファミリー」が、都城市上長飯町の特別養護老人ホーム「わかば」を訪問した。三線(さんしん)などの楽器で沖縄民謡を披露し、入所者らを楽しませた。

 ケントミファミリーは、30代で筋萎縮症を発症した我如古盛健(がねこせいけん)さん(57)がリーダーを務め、現在メンバーは約15人。音楽を通じて障害者の積極的な社会参加を図ろうと、沖縄県内を中心に高齢者施設などへの慰問ライブを実施している。

 県外公演は8月の神戸市以来2回目で、11月28日に開催。沖縄民謡のほか、前向きに人生を生きようとの決意をうたったオリジナル曲「時を見つめて」、アニメ「鉄腕アトム」のテーマソングなど7曲を手話やダンスを交えて披露した。

毎日新聞 2013年12月03日 地方版
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