障害者10+ 件の生活・就労支援に取り組む「やおき福祉会」が和歌山県みなべ町芝で運営する「指定障害福祉サービス事業所すまいる」(安田一美所長)の利用者が、同事業所のオリジナル商品作りに取り組んでいる。これまでは包装作業などの仕事が中心だったが、利用者が商品の企画や加工などに携わりながら、クッキーやシフォンケーキなどを手作りして販売。同事業所は「商品作りに取り組むことが利用者の自信にもつながれば」と意気込んでいる。
同事業所は現在、障害者10+ 件約30人が利用。十数年前に精神障害者10+ 件の通所施設として始まり、2006年に法改正によって現在の形となった。
これまでは業者から注文を受けて、贈答品の包装や箱の組み立てといった作業に取り組み、利用者に工賃を支払っていたが、利用者の仕事に対する自主性・主体性を育むことや工賃のアップにもつなげたいと、事業所としてのオリジナル商品を作ることを決めた。
調理実習をするなどして準備を重ね、ことし9月からクッキーとシフォンケーキ(いずれも100円〜)の販売をスタート。現在、同事業所の他、町保健福祉センター(同町東本庄)や町役場(同町芝)など4カ所に置いて販売している。また、ストラップ(200円〜)や割り箸(100円〜)、シュシュ(同)といった商品も利用者が手作りして販売している。
安田所長は「オリジナルの商品を作ることで利用者の自信につながると思うし、地域の方々と関わる機会を増やすことにもつながれば。これらの商品を通じて、すまいるに親しんでいただければうれしい」と話している。
商品については電話での注文も受け付けている。問い合わせは、すまいる(0739・72・5643)へ。
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【「指定障害福祉サービス事業所すまいる」が販売を始めたオリジナル商品(和歌山県みなべ町芝で)】
(2012年10月12日更新)
同事業所は現在、障害者10+ 件約30人が利用。十数年前に精神障害者10+ 件の通所施設として始まり、2006年に法改正によって現在の形となった。
これまでは業者から注文を受けて、贈答品の包装や箱の組み立てといった作業に取り組み、利用者に工賃を支払っていたが、利用者の仕事に対する自主性・主体性を育むことや工賃のアップにもつなげたいと、事業所としてのオリジナル商品を作ることを決めた。
調理実習をするなどして準備を重ね、ことし9月からクッキーとシフォンケーキ(いずれも100円〜)の販売をスタート。現在、同事業所の他、町保健福祉センター(同町東本庄)や町役場(同町芝)など4カ所に置いて販売している。また、ストラップ(200円〜)や割り箸(100円〜)、シュシュ(同)といった商品も利用者が手作りして販売している。
安田所長は「オリジナルの商品を作ることで利用者の自信につながると思うし、地域の方々と関わる機会を増やすことにもつながれば。これらの商品を通じて、すまいるに親しんでいただければうれしい」と話している。
商品については電話での注文も受け付けている。問い合わせは、すまいる(0739・72・5643)へ。

【「指定障害福祉サービス事業所すまいる」が販売を始めたオリジナル商品(和歌山県みなべ町芝で)】
(2012年10月12日更新)