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Channel: ゴエモンのつぶやき
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障害児の普通学級通学…名古屋で支援者ら学習会

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 障害児の普通学級への受け入れを支援する「名古屋『障害児・者』生活と教育を考える会」は27日午後1時半から、名古屋市中区の同市女性会館で医療的ケア学習会を開く。


 筋肉が衰えていく脊髄性筋萎縮症で人工呼吸器が欠かせない小牧市の関歌子ちゃん(6)ら愛知県内3人の通学問題を考えるのが狙い。


 県内では今年4月から、名古屋市瑞穂区の市立堀田小に人工呼吸器を使う林京香さん(7)が通学しているが、看護などの問題で、各教育委員会が受け入れに難色を示す場合が多い。


 学習会では、国内で初めて人工呼吸器をつけ、保育園から高校まで普通学級に通った兵庫県の平本歩さん(26)や、京香さんら3人と保護者も講演する。


 同会の川本道代代表は「呼吸器をつけた子どもたちも工夫すれば普通校にも通学できることを知ってもらいたい」と話している。


 一方、歌子ちゃんと、気管狭窄症でたん吸引が必要な蟹江町の川瀬圭悟君(6)と2人の両親らが25日、大村秀章知事に、来春から地域の小学校に通えるよう支援を求めた。


 2人は、小牧市と蟹江町の教育委員会に、来春からの公立小学校への入学を求めており、大村知事に医療的な看護が必要な子どもが安心して学校に通える措置を取るよう求めた。


 川瀬君は音声が出る文字盤を使って、「僕たちも小学校に通いたい」と訴えた。大村知事は「該当する市町の教育委員会の理解も必要で、一足飛びには難しいが、検討したい」と述べた。

(2012年10月27日 読売新聞)

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