ボッチャなどの障害者スポーツを体験できる運動会「あすチャレ!運動会」が3日、大阪市北区で企業や団体を対象として初めて開催され、アシックス、日本生命など4社から約100人が参加して企業対抗で行われた。普段なじみの薄い競技にてこずる様子も見られたが、繰り広げられる熱戦に会場は大いに盛り上がった。
日本財団パラリンピックサポートセンターがプログラムを開発。性別や年齢に関係なく誰でも楽しめることを重視し、プレーを通じて障害者の立場を理解してもらおうとの狙いがある。同センターの小沢直常務理事は「これを機会にパラスポーツに関心を持ってもらえればいい。(興味の)アンテナを立ててもらうことが重要」と期待を込めた。
今回はボッチャのほか、ゴールボールや座ったままプレーするシッティングバレーボールなどが行われた。
障害者スポーツを体験できる運動会「あすチャレ!運動会」で、シッティングバレーを体験する参加者
障害者スポーツを体験できる運動会「あすチャレ!運動会」で、ボッチャを体験する参加者
2017.5.3 産経ニュース