美しい景観を誇る小豆島町中山の千枚田で13日、小豆島、岡山県玉野市、広島市にある障害者支援施設の利用者らが、昔ながらの田植えに挑戦。初夏の日差しを浴びながら、懸命に作業に励み、心地よい汗を流した。
田植え体験は、小豆島町が取り組む「障がい者農業就労体験交流事業」の一環で、今年で3年目。他施設や地元の人たちと交流を深めるとともに、障害の農業就労の可能性を探るのが狙い。また、耕作放棄地が増えている町内の農地保全につなげるのも目的としている。
小豆島町の「あすなろの家」、土庄町の「ひまわりの家」、玉野市の「のぞみ園」をはじめ、今回が初参加となる広島市のNPO法人「風の家」の利用者や施設職員、町職員約70人が参加した。
苗は、小豆島町の「アグリサポーター」として新規就農者らを支援している地元農家が育てたコシヒカリで、参加者は田植え用の定規の使い方やこつを教えてもらいながら、5枚(計5アール)の棚田に、丁寧に苗を手植えした。
秋には収穫も一緒に体験する。
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田植え用の定規を使って手植えに挑戦する参加者=香川県小豆島町中山
四国新聞- 2013/05/14 09:34
田植え体験は、小豆島町が取り組む「障がい者農業就労体験交流事業」の一環で、今年で3年目。他施設や地元の人たちと交流を深めるとともに、障害の農業就労の可能性を探るのが狙い。また、耕作放棄地が増えている町内の農地保全につなげるのも目的としている。
小豆島町の「あすなろの家」、土庄町の「ひまわりの家」、玉野市の「のぞみ園」をはじめ、今回が初参加となる広島市のNPO法人「風の家」の利用者や施設職員、町職員約70人が参加した。
苗は、小豆島町の「アグリサポーター」として新規就農者らを支援している地元農家が育てたコシヒカリで、参加者は田植え用の定規の使い方やこつを教えてもらいながら、5枚(計5アール)の棚田に、丁寧に苗を手植えした。
秋には収穫も一緒に体験する。

田植え用の定規を使って手植えに挑戦する参加者=香川県小豆島町中山
四国新聞- 2013/05/14 09:34