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障害者の働く場支援 食堂兼売店あすオープン

■県西部事務所

 障害者の社会進出支援などに取り組む米子市中島のNPO法人「地域活動支援センターおおぞら」(植村ゆかり理事長)は15日、同市の県西部総合事務所2階に障害のある通所者が働く食堂兼売店の交流スペース「ハート&ハート」をオープンさせる。開店に先立ち、行政や福祉関係者ら約40人を招き、内覧会が13日開かれた。

 宮城県で庁舎を活用した障害者の就労事業が行われているのを鳥取県職員が知り、出店を持ちかけていた。以前の食堂は老朽化しており、市民にも食べに来てもらえるようにと、県は約250万円かけて改修した。

 約170平方メートルの食堂兼売店には、同NPOの職員3人と毎日交代で2人の通所者が働く。メニューは、「おおぞら」にある畑で収穫した野菜などを使った日替わりランチ(限定50食、500円)やカレー(400円)など。売店では作業所で焼いたパンやクッキー(200〜500円)のほか、布小物などを販売する。

 内覧会には平井知事も訪れ、看板ボードを除幕するなどして祝福。参加者は日替わりランチを味わっていた。植村理事長は「通所者が多くの人に会い、顔を覚えてもらえる良い機会になる。笑い声の絶えない食堂にしたい」と話していた。

(2013年5月14日 読売新聞)

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