島内の障害者が参加したスポーツ大会「佐渡フライングディスク大会」が15日、佐渡市上新穂の岩の平園グラウンドで開かれた。市内の専門学校の生徒も大会運営を手伝い、競技への理解を深めた。
フライングディスクは、100グラムほどの柔らかいプラスチック製の円盤を投げ、正確性や飛距離を競う。障害者にも取り組みやすいことから、島内の体育関係者らが2年前に「新潟佐渡障害者フライングディスク協会」を設立し、普及に努めている。
昨年に続き2回目の今大会には11の施設・団体から約80人が出場。5〜7メートル離れた直径約90センチの輪を狙って円盤を10回投げ、輪を通った回数を競う種目「アキュラシー」では、円盤が輪を通るたびに「すごいねえ」と仲間から拍手が起こり、楽しそうにプレーしていた。
同市八幡町の福祉施設「まつはらの家」の40代の女性は「大会をとても楽しみにしていた。力を出せてうれしい」と喜んだ。「伝統文化と環境福祉の専門学校」介護福祉学科の16人も、授業の一環で円盤拾いや記録取りを手伝い、参加者に笑顔で声を掛けていた。
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輪に狙いを定めて円盤を投げる参加者=15日、佐渡市上新穂
新潟日報-【地域】 2013/05/16 10:01
フライングディスクは、100グラムほどの柔らかいプラスチック製の円盤を投げ、正確性や飛距離を競う。障害者にも取り組みやすいことから、島内の体育関係者らが2年前に「新潟佐渡障害者フライングディスク協会」を設立し、普及に努めている。
昨年に続き2回目の今大会には11の施設・団体から約80人が出場。5〜7メートル離れた直径約90センチの輪を狙って円盤を10回投げ、輪を通った回数を競う種目「アキュラシー」では、円盤が輪を通るたびに「すごいねえ」と仲間から拍手が起こり、楽しそうにプレーしていた。
同市八幡町の福祉施設「まつはらの家」の40代の女性は「大会をとても楽しみにしていた。力を出せてうれしい」と喜んだ。「伝統文化と環境福祉の専門学校」介護福祉学科の16人も、授業の一環で円盤拾いや記録取りを手伝い、参加者に笑顔で声を掛けていた。

輪に狙いを定めて円盤を投げる参加者=15日、佐渡市上新穂
新潟日報-【地域】 2013/05/16 10:01