東京都西東京市の知的障害者支援施設「たんぽぽ」で、職員から入所者に対する虐待行為が行われていたことが、施設の第三者委員会による調査でわかった。
都などによると、昨年11月に職員による虐待があったとする通報が都にあった。都の指導で同12月に設置された弁護士らによる第三者委の調査の結果、昨年8月に男性入所者から殴られたことに立腹した男性職員が、入所者に馬乗りになって顔を複数回殴りつけ、入所者が口を切るなどのけがを負ったことが判明。この他にも、別の職員による複数の虐待があったことも明らかになった。
第三者委は5月末に調査報告書をまとめ、施設を運営する社会福祉法人「田無の会」に対して、1か月以内に理事会メンバーを一新するなどの改善計画を提出するよう求めた。
同法人は読売新聞の取材に、「現段階ではコメントできない」としている。
(2013年6月5日09時56分 読売新聞)
都などによると、昨年11月に職員による虐待があったとする通報が都にあった。都の指導で同12月に設置された弁護士らによる第三者委の調査の結果、昨年8月に男性入所者から殴られたことに立腹した男性職員が、入所者に馬乗りになって顔を複数回殴りつけ、入所者が口を切るなどのけがを負ったことが判明。この他にも、別の職員による複数の虐待があったことも明らかになった。
第三者委は5月末に調査報告書をまとめ、施設を運営する社会福祉法人「田無の会」に対して、1か月以内に理事会メンバーを一新するなどの改善計画を提出するよう求めた。
同法人は読売新聞の取材に、「現段階ではコメントできない」としている。
(2013年6月5日09時56分 読売新聞)