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Channel: ゴエモンのつぶやき
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障害者外出サポートへNPO設立 宇都宮

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 【宇都宮】障害の有無にかかわらず、誰もが楽しく外出できる社会を実現しようと、「車いす社長」として知られる不動産業「オーリアル」(上戸祭町)の大塚訓平社長(32)がこのほど、NPO法人「アクセシブル・ラボ」を設立した。障害者目線で飲食店などの施設を検索できるネットサイト「アクセシブル・ナビ」の運営などに取り組む。大塚さんは「ゆくゆくは社会参加、就労へと結びつけたい」と意欲をみせる。

 大塚さんは、28歳の時に不慮の事故で脊髄損傷の重傷を負った。現在は車いす生活を送り、障害者の理解促進に向けた講演などに、精力的に取り組んでいる。

 車いす利用者と接する中で、多くの利用者が「行きたい店」より「入れる店」を選ぶ傾向にあり、外出する場所の選択肢も少ないことを実感したという。

 そのため、「みんなが笑顔で楽しく外出できる社会の実現」をコンセプトにNPO法人を設立。障害者同士や健常者との交流を図るコミュニケーション事業やスロープなどの設置を利用者目線で提案するコンサルティング事業、同サイトを展開する情報提供事業の3事業に取り組む。

 中でも、同サイトは「食べる」「買う」「泊まる」などのほか、「段差なし」「スロープ」「出入り口幅60センチ以上」「ほじょ犬OK」など、車いす利用者などに必要な20項目からも検索できる点が特徴。

 同サイト(http://accessible-labo.org/)はすでにプレ開設しているが、掲載店舗などを増やして7月中旬に本格オープンするという。



下野新聞-(6月23日 朝刊)

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