[ジュネーブ 27日 ロイター] - 米歌手スティービー・ワンダーさんは、視覚障害者などによる著作物の利用促進を目指した国際条約が採択されたことを記念して、28日にモロッコのマラケシュでコンサートを開くことになった。
この条約は27日、186カ国から600人以上の代表者がマラケシュに集まって開かれた世界知的所有権機関(WIPO)の会合で承認されたが、WIPOの声明によると、ワンダーさんは条約成立に向けて熱心な活動を続けてきたという。
生まれつき全盲のワンダーさんは会合で放映されたビデオメッセージでも、「この条約は将来の世代への遺産であり、贈り物だ」などと各国代表に採択の必要性を訴え、実現すれば、祝福のためにマラケシュに向かうと約束していた。
条約は、視覚障害者などが利用しやすい形式に出版物を変換する際の著作権問題を解決することなどを目指している。
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ロイター-2013年 06月 28日 12:00 JST
この条約は27日、186カ国から600人以上の代表者がマラケシュに集まって開かれた世界知的所有権機関(WIPO)の会合で承認されたが、WIPOの声明によると、ワンダーさんは条約成立に向けて熱心な活動を続けてきたという。
生まれつき全盲のワンダーさんは会合で放映されたビデオメッセージでも、「この条約は将来の世代への遺産であり、贈り物だ」などと各国代表に採択の必要性を訴え、実現すれば、祝福のためにマラケシュに向かうと約束していた。
条約は、視覚障害者などが利用しやすい形式に出版物を変換する際の著作権問題を解決することなどを目指している。
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