東日本大震災の復興を支援する岩手県遠野市のNPO法人「遠野まごころネット」は、国の指定を受けて障害者福祉サービス事業を始める。被災した釜石市と大槌町に「まごころ就労支援センター」をそれぞれ設置し、沿岸部の知的障害者、精神障害者に働く場を提供する。釜石は8月1日、大槌は9月1日に始動する。
釜石では空き家を改修し、アクセサリー工房やパソコン入力作業場とする。大槌では、地域コミュニティー再生を進めている「まごころの郷」など3カ所に、カフェや農園などの就労スペースを設ける。
まごころネットによると、釜石、大槌両市町で障害者手帳を持つ人は5〜7%。生活再建が進むにつれ、就労面で障害者が取り残される懸念があるという。
まごころネットの小谷雄介副理事長は「被災地で暮らす障害者の就労支援は、決して見過ごせない問題。可能性を引き出すプログラムを組み、生きがいの創出にもつなげたい」と話している。
定員は就労移行支援と就労継続支援で計42人。送迎や食事がある。釜石、大槌ともに8月1日から募集を始める。希望者には随時見学会を開く。連絡先は本部事務局0198(62)1001。
河北新報-2013年07月25日木曜日
釜石では空き家を改修し、アクセサリー工房やパソコン入力作業場とする。大槌では、地域コミュニティー再生を進めている「まごころの郷」など3カ所に、カフェや農園などの就労スペースを設ける。
まごころネットによると、釜石、大槌両市町で障害者手帳を持つ人は5〜7%。生活再建が進むにつれ、就労面で障害者が取り残される懸念があるという。
まごころネットの小谷雄介副理事長は「被災地で暮らす障害者の就労支援は、決して見過ごせない問題。可能性を引き出すプログラムを組み、生きがいの創出にもつなげたい」と話している。
定員は就労移行支援と就労継続支援で計42人。送迎や食事がある。釜石、大槌ともに8月1日から募集を始める。希望者には随時見学会を開く。連絡先は本部事務局0198(62)1001。
河北新報-2013年07月25日木曜日