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Channel: ゴエモンのつぶやき
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劇団青い鳥:新作上演 障害者と家族テーマに−−新宿で28日まで /東京

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 障害者の若者をめぐる家族の心模様を描いた「劇団青い鳥」の新作「さらば、クリーニング店しろくま屋。」の上演が24日、新宿区新宿2のタイニイアリスで始まった。28日まで。

 脳性まひの弟と双子の姉、母の物語。クリーニング店を切り盛りしていた母の他界で店は閉店。引っ越しの準備をする姉弟の会話を通し、家族の心情があぶり出されていく。

 青い鳥は、主宰者の芹川藍さんら俳優の養成所で出会った有志で1974年に結成された女性だけの劇団だ。今回は、大阪を拠点に活動する「劇団態変」のメンバー、上月陽平さん(36)が弟役で特別出演。態変は、在日コリアンの金満里(キムマンリ)さんが主宰する身障者らによる創作集団で、独自の身体表現で知られている。

 母役で、脚本、演出を手がけた青い鳥のメンバー、天衣織女(あまぎおりめ)さんは「脳性まひという身体環境のなかで舞台に立ち続ける上月さんの姿に注目した」と言い、「社会にはさまざまな人がいる。障害があることは特別なことではないというメッセージを芝居に込めたかった」と話す。

 入場料は当日4300円。障害者と介護者のペアは6500円。その他割引あり。詳細は青い鳥創業(03・3486・7727)へ。

毎日新聞 2013年07月25日 〔都内版〕

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