保証人がいないなどの理由で住居確保が困難な人を支援するNPO法人「おかやま入居支援センター」(岡山市)の活動を紹介するパネル展が4日、同市役所1階市民ホールで始まった。5日まで。
同センターは2008年11月の設立以来、精神、知的障害者や高齢者ら約130人のアパート入居を支援。地域や大家らの偏見が自立の障壁となっており、広く理解と協力を求めようと企画した。
障害者との物件探しや、入居前後の問題点を話し合うケース会議など活動の様子を伝えるパネルや写真約100点を展示。支援前は老朽物件しか借りられなかった女性障害者が、ほぼ同額の家賃で新居に引っ越せたことなどを写真で対比し、「今までの私でなくなった。一日中楽しい」との喜びの声も添えた。

おかやま入居支援センターの活動を紹介するパネルに見入る市民ら
山陽新聞-(2013/7/4 21:04)