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障害者アートの魅力知って 京都市教委が「青空美術館」

 障害者の芸術作品は、独創性や多様な表現力から、国内外で注目されている。

 京都市でも2011年、芸術家や学校関係者らがNPO法人「障碍者芸術推進研究機構」を発足させた。総合支援学校の生徒や卒業生の作品を「天才アート」として発信している。より多くの人に触れてもらおうと、同法人と市教委、市上下水道局が協力した。

作品は伏見区竹田中島町の砂川ポンプ場の工事現場を覆っている長さ約60メートルの囲い塀で展示している。家族や風景、仏教芸術などを題材に、独特な色使いや、イメージを想起させるような抽象表現など、多彩な作風が並んでいる。

 展示場所は市営地下鉄・くいな橋駅に近いこともあり、通行人が興味深そうに作品を見つめていた。展示は工事が完成する2015年3月までで、来春に作品を入れ替える。

 今後、市上下水道局の他の工事現場でも「青空美術館」を実施する予定。市教委総合育成支援課は「作家たちの豊かな色彩感覚を見てほしい」としている。

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障害者アートの魅力知って 京都市教委が「青空美術館」

京都新聞-【 2013年08月02日 11時28分 】

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