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2015年ワールドカップへ向けて〜電動車椅子サッカー変革の時(1)

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電動車椅子サッカー日本代表候補14名を招集した強化合宿が7月27日・28日両日、神戸(ニチイ学館神戸ポートアイランドセンター)にて行われた。
今年に入って電動車椅子サッカーでは、1月に日本代表がオーストラリアで開催された第1回アジア太平洋オセアニア選手権(APOカップ)で優勝し、初の国際タイトルを獲得。つづく6月にはカナダで開催されたコスタルカップにおいてRed Eagles 兵庫がクラブチームとして初優勝し日本の電動車椅子サッカーのレベルの高さを示した。
この合宿は2015年に開催が予定されている第3回ワールドカップ(FIPFA国際電動車椅子協会主催)に向けて、代表候補選手のレベルアップを図ることを目的に年間3回行われ、国内各大会から代表強化委員会が代表候補選手を選抜する。

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ストライクフォースに乗る永岡真理選手

そして、もうひとつ、この合宿で注目されたのは、「ストライクフォース」という電動車椅子サッカーの競技専用マシーンを採り入れた選手2人が参加している点。
ストライクフォースは、APOカップでカナダの選手が採用し、そのマシーンパフォーマンスで日本チームを大いに苦しめた。また、コスタルカップではRed Eagles 兵庫の有田正行選手が日本選手として初めてストライクフォースに乗り、大会MVPと大会得点王に輝くなど競技に特化したマシーンの性能は圧倒的なものがある。

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ストライクフォースに乗る有田正行選手

ただし、このストライクフォース導入のためには、選手に多額のコスト負担が必要となる。また、車幅も広くそのままでは「国産の自動車に乗らない」「ホテルのドアを通れない」など、物理的な問題も多く、導入に対して選手は慎重にならざる負えない現状がある。
しかし、電動車椅子サッカーは、その革新的なマシーン・ストライクフォースの出現によって新たなステージへと変革の時を迎えている。

日本電動車椅子サッカー協会 HP
http://www.web-jpfa.jp/

電動車椅子サッカー応援ページ(フェイスブックページ)
https://www.facebook.com/JPFA2011

今井卓フェイスブックページ
https://www.facebook.com/IMAI.TAKASHI

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