今年2月、長崎市の認知症グループホーム「ベルハウス東山手」から出火し、5人が死亡した火災を受け、総務省消防庁は、認知症の高齢者らが入居するグループホームや、障害者施設などに対し、規模にかかわらず、スプリンクラーの設置を原則義務化する方針を決めた。
今年度中にも消防法施行令を改正する。8日に開かれた有識者の検討部会で、義務化を盛り込んだ報告書案がまとまった。
現在の施行令は、延べ床面積275平方メートル以上のグループホームや障害者施設などにスプリンクラーの設置を義務付けている。同約270平方メートルのベルハウス東山手は対象外で、スプリンクラーは設置されていなかった。今回の見直しでは、自力避難が困難な人が多くいる施設で、面積に関係なく設置を義務付けることにした。
(2013年8月8日 読売新聞)
今年度中にも消防法施行令を改正する。8日に開かれた有識者の検討部会で、義務化を盛り込んだ報告書案がまとまった。
現在の施行令は、延べ床面積275平方メートル以上のグループホームや障害者施設などにスプリンクラーの設置を義務付けている。同約270平方メートルのベルハウス東山手は対象外で、スプリンクラーは設置されていなかった。今回の見直しでは、自力避難が困難な人が多くいる施設で、面積に関係なく設置を義務付けることにした。
(2013年8月8日 読売新聞)