東北地方在住の障害者らが、東日本大震災の犠牲者追悼やバリアフリーなまちづくりを訴え、陸前高田市から宮古市までを歩く「みちのくTRY」(同実行委主催)の一行は9日、同市田老の目的地巨大防潮堤に到着。12日間で150キロを踏破した参加者は互いの頑張りをたたえ合った。
「私たちはバリアフリーを訴えながらここまで来ました」。雨の中、田老地区に入った身体・知的障害者とボランティアら約30人は、最後の力を振り絞って歩を進めた。午後0時50分ごろ、ゴール地点にたどり着き笑顔でテープを切った。
車いすで挑戦した宮古市西町の伊東明美さん(45)は「達成感でいっぱい。復興とバリアフリーのまちの実現も自分の言葉で訴えられた」と振り返った。
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【写真=雨が降りしきる中、笑顔でゴールテープを切る参加者】
岩手日報-(2013/08/10)
「私たちはバリアフリーを訴えながらここまで来ました」。雨の中、田老地区に入った身体・知的障害者とボランティアら約30人は、最後の力を振り絞って歩を進めた。午後0時50分ごろ、ゴール地点にたどり着き笑顔でテープを切った。
車いすで挑戦した宮古市西町の伊東明美さん(45)は「達成感でいっぱい。復興とバリアフリーのまちの実現も自分の言葉で訴えられた」と振り返った。

【写真=雨が降りしきる中、笑顔でゴールテープを切る参加者】
岩手日報-(2013/08/10)