8月28日(水)都内にて記者会見が行われ、聴覚障害者の格闘技活動を支援する「JAPAN-DMC」の発足が発表された。JAPAN-DMCはJAPAN-Deaf Mixed martial arts Championshipの頭文字で構成され、「日本-聴覚障害者・総合格闘技大会」を意味する。
DMCは元々、聴者(耳の聴こえる人=健聴者)の大会に参戦できない聴覚障害者の格闘家に試合の場を提供するため、聴覚障害者のスタッフが中心となって設立したもの。しかし、昨年12月と今年3月に大会を開催したあと、一部スタッフが問題を起こしたことで解散状態となってしまった。
残されたスタッフたちはCMA総合格闘技連盟の諸岡秀克会長に「もう一度選手たちがリングに上がれないか」と打診。新たに組織を発足し、グラジエーターの中で試合を組んでいくことになった。将来的にはJAPAN-DMC単独での大会開催を目指すという。
JAPAN-DMCの最高顧問には第64代横綱・曙太郎が就任。総合格闘家のミノワマン、現在UFCで活躍するキム・ドンヒョンらも顧問に名を連ねた。
その第一弾として、9月29日(日)東京・ディファ有明で開催される『GLADIATOR61 武士道』にて、DEEPで活躍する濱村健(Honey Trap)vs川村鉄平(闘聾門/JAPAN-DMC)の特別試合、ミノワマン(フリー)vs吉本一行(祥空館 TEAM☆IB/JAPAN-DMC)のエキシビションマッチが行われる。
諸岡代表は「怪我をなくすために、あえてレベルの高い相手をJAPAN-DMCの選手に当てることにしました。ミノワマンには、彼らに夢を与えてあげたいと思い依頼しました」と語った。また、聴覚障害を持つ太刀川友子事務局長は「耳が聞こえなくても格闘技が大好きで練習を積み重ねてきた選手が世界にもたくさんいます。この機会を大切にしてやっていきたい」と手話を交えながら挨拶した。
ルールは安全性を重視し、レフェリングも含めてこれから検討していくという。
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▲(左から)技術指導・大野雄一郎、ミノワマン、桜井和也大会実行委員長、太刀川友子事務局長、諸岡秀克CMA会長、キム・ドンヒョン、川村鉄平、飯田純司メディカルトレーナー、早川・曙代理
イーファイト-2013/08/28(水)UP
DMCは元々、聴者(耳の聴こえる人=健聴者)の大会に参戦できない聴覚障害者の格闘家に試合の場を提供するため、聴覚障害者のスタッフが中心となって設立したもの。しかし、昨年12月と今年3月に大会を開催したあと、一部スタッフが問題を起こしたことで解散状態となってしまった。
残されたスタッフたちはCMA総合格闘技連盟の諸岡秀克会長に「もう一度選手たちがリングに上がれないか」と打診。新たに組織を発足し、グラジエーターの中で試合を組んでいくことになった。将来的にはJAPAN-DMC単独での大会開催を目指すという。
JAPAN-DMCの最高顧問には第64代横綱・曙太郎が就任。総合格闘家のミノワマン、現在UFCで活躍するキム・ドンヒョンらも顧問に名を連ねた。
その第一弾として、9月29日(日)東京・ディファ有明で開催される『GLADIATOR61 武士道』にて、DEEPで活躍する濱村健(Honey Trap)vs川村鉄平(闘聾門/JAPAN-DMC)の特別試合、ミノワマン(フリー)vs吉本一行(祥空館 TEAM☆IB/JAPAN-DMC)のエキシビションマッチが行われる。
諸岡代表は「怪我をなくすために、あえてレベルの高い相手をJAPAN-DMCの選手に当てることにしました。ミノワマンには、彼らに夢を与えてあげたいと思い依頼しました」と語った。また、聴覚障害を持つ太刀川友子事務局長は「耳が聞こえなくても格闘技が大好きで練習を積み重ねてきた選手が世界にもたくさんいます。この機会を大切にしてやっていきたい」と手話を交えながら挨拶した。
ルールは安全性を重視し、レフェリングも含めてこれから検討していくという。

▲(左から)技術指導・大野雄一郎、ミノワマン、桜井和也大会実行委員長、太刀川友子事務局長、諸岡秀克CMA会長、キム・ドンヒョン、川村鉄平、飯田純司メディカルトレーナー、早川・曙代理
イーファイト-2013/08/28(水)UP