足や手に障害がある人たちがつえを使ってプレーするサッカーの世界大会がロシアで開かれ、日本代表など12か国の代表が熱戦を繰り広げました。
「アンプティサッカー」と呼ばれるこの競技は、病気や事故、それに戦争などで足や手を失った人たちがつえを使いながらプレーするサッカーで、負傷した兵士のリハビリとして1980年代にアメリカで始まりました。
試合は25分ハーフの7人制で行われ、選手たちはつえに上半身を乗せる形で振り子のように片足でボールを蹴り合いますが、ボールがつえに触れると「ハンド」の反則となるなどのルールがあります。
14日、ロシア西部のカリーニングラードで行われた決勝戦では、障害者スポーツとして長年普及を進めてきた中央アジアのウズベキスタンがロシアを1対0で破り、3連覇を果たしました。
大会には、長年の内戦を終えて出場したアフリカのリベリアや日本、アルゼンチン、イングランドなど12か国の代表が参加しました。
2回目の出場となった紺のユニフォームの日本代表は、リベリア戦でフリーキックから直接ゴールを決めたりして4得点を挙げましたが、リベリアも粘って引き分けとなり、最終的には12位の成績でした。
日本代表チームの杉野正幸監督は「世界との差を実感した大会だった。この差を少しでも縮められるようハードトレーニングを積んでいきたい」と話し、次回大会での雪辱を誓っていました。
NHK-10月15日 8時26分
「アンプティサッカー」と呼ばれるこの競技は、病気や事故、それに戦争などで足や手を失った人たちがつえを使いながらプレーするサッカーで、負傷した兵士のリハビリとして1980年代にアメリカで始まりました。
試合は25分ハーフの7人制で行われ、選手たちはつえに上半身を乗せる形で振り子のように片足でボールを蹴り合いますが、ボールがつえに触れると「ハンド」の反則となるなどのルールがあります。
14日、ロシア西部のカリーニングラードで行われた決勝戦では、障害者スポーツとして長年普及を進めてきた中央アジアのウズベキスタンがロシアを1対0で破り、3連覇を果たしました。
大会には、長年の内戦を終えて出場したアフリカのリベリアや日本、アルゼンチン、イングランドなど12か国の代表が参加しました。
2回目の出場となった紺のユニフォームの日本代表は、リベリア戦でフリーキックから直接ゴールを決めたりして4得点を挙げましたが、リベリアも粘って引き分けとなり、最終的には12位の成績でした。
日本代表チームの杉野正幸監督は「世界との差を実感した大会だった。この差を少しでも縮められるようハードトレーニングを積んでいきたい」と話し、次回大会での雪辱を誓っていました。
NHK-10月15日 8時26分