障害者の自立支援につなげようと、NPO法人ひなたの杜(本部・新潟市東区)が同市北区で栽培していたオリーブの苗木が花を咲かせ、小さな実をつけた。順調にいけば来年は30キロ、4〜5年後には100キロほどの収量が見込まれ、障害者によるオリーブ栽培の可能性が広がったとして、関係者は喜んでいる。
同法人が北区で運営する障害者の地域活動支援センター「オリーブ」には現在10人の利用者が通い、オリーブ栽培とプラスチック製品の形成など企業からの受託作業を行っている。
現在計850本の木が育っている。インターネットなどで情報を知った他県の福祉施設や自治体から視察の依頼も相次いでいる。

障害者支援のために育てたオリーブ=新潟市北区
新潟日報- 2013/09/06 12:11