リサイクル業の有明興業(東京都江東区、松岡和人社長)と釜石・大槌地域産業育成センターの工場立地協定書調印式は21日、釜石市役所で行われた。同社は同市平田の同センターに入居。同市、大槌町在住の障害者6人を採用して銅被膜付き配線の分別を行い、障害者によるリサイクル事業のノウハウ確立や産業展開の研究を進める。
同社は同センター1階の第2研究開発室に入居。契約は2年で、退所後は市内で事業展開する計画だ。
市内のグループ会社から原料となる銅被膜付き配線を調達。配線を分別、仕分けし、抜き取った銅を売却する。10月7日から作業を始めており、1日当たり約250キロの銅を生産。当面は1カ月の売り上げ約350万円、年間約4千万円の規模で進めていく。
地域福祉に貢献する目的で、障害者を健常者と同等の待遇で雇用。さらに、同センター加盟企業と連携し、設備機械・道具の開発なども視野に入れる。
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【写真=釜石・大槌地域産業育成センター1階に入居した有明興業。障害者6人が銅被膜付き配線の分別・仕分けを行う】
岩手日報-(2013/11/22)
同社は同センター1階の第2研究開発室に入居。契約は2年で、退所後は市内で事業展開する計画だ。
市内のグループ会社から原料となる銅被膜付き配線を調達。配線を分別、仕分けし、抜き取った銅を売却する。10月7日から作業を始めており、1日当たり約250キロの銅を生産。当面は1カ月の売り上げ約350万円、年間約4千万円の規模で進めていく。
地域福祉に貢献する目的で、障害者を健常者と同等の待遇で雇用。さらに、同センター加盟企業と連携し、設備機械・道具の開発なども視野に入れる。

【写真=釜石・大槌地域産業育成センター1階に入居した有明興業。障害者6人が銅被膜付き配線の分別・仕分けを行う】
岩手日報-(2013/11/22)