知的障害がある人のサッカークラブチームが京都で結成され、12月に初の公式戦に挑む。イレブンの力量に差があり、ルールが身に付かない選手もいるが、練習を重ねて着実に実力を付けてきた。「チーム力は上がっており勝利を目指す」と意気込んでいる。
「FC.アスカ」。日本知的障がい者サッカー連盟に所属し、京都市や向日市などの14〜37歳の14人が在籍する。半数はほぼ初心者だが、社会人チームで活躍する選手もいる。
同連盟によると、京都で知的障害者がサッカーをする機会は、知的障害者のスポーツ祭典「スペシャルオリンピックス」のサッカープログラムや、特別支援学校の関係者が愛好者を集める場合などに限られていた、という。
近畿では京都以外にはクラブチームがあり、サッカーを楽しみ交流する場として、連盟の京都評議委員で、指導経験が豊かな篠?昇さん(61)=右京区=らが今年5月に結成した。
メンバーは毎月2回の練習を重ね、最近では実戦を意識したミニゲームも行うなど練習の質を高めてきた。ゲーム中にどちらのゴールを目指すか分からなくなったり、オフサイドを理解できない選手もいるが、声を掛けてカバーし合っている。
兵庫県三木市で12月1日にある全日本知的障害者サッカー選手権西日本大会が練習試合も含め初の試合だ。24日には西京区の西総合支援学校で大会前の最後の練習をした。サッカー経験6年のパート古井宣光さん(23)=草津市=は「チームができてサッカーがもっと好きになった」と話す。
監督を務める篠?さんは「まずは選手が大会で試合の雰囲気をつかんでくれたら。メンバーを増やして、いつかは実力に応じた2チーム体制を目指したい」と話す。
活動の問い合わせは篠?さんの携帯電話090(6671)6977。
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12月1日の大会に向けて練習に励む「FC.アスカ」の選手(京都市西京区)
京都新聞-【 2013年11月27日 14時10分 】
「FC.アスカ」。日本知的障がい者サッカー連盟に所属し、京都市や向日市などの14〜37歳の14人が在籍する。半数はほぼ初心者だが、社会人チームで活躍する選手もいる。
同連盟によると、京都で知的障害者がサッカーをする機会は、知的障害者のスポーツ祭典「スペシャルオリンピックス」のサッカープログラムや、特別支援学校の関係者が愛好者を集める場合などに限られていた、という。
近畿では京都以外にはクラブチームがあり、サッカーを楽しみ交流する場として、連盟の京都評議委員で、指導経験が豊かな篠?昇さん(61)=右京区=らが今年5月に結成した。
メンバーは毎月2回の練習を重ね、最近では実戦を意識したミニゲームも行うなど練習の質を高めてきた。ゲーム中にどちらのゴールを目指すか分からなくなったり、オフサイドを理解できない選手もいるが、声を掛けてカバーし合っている。
兵庫県三木市で12月1日にある全日本知的障害者サッカー選手権西日本大会が練習試合も含め初の試合だ。24日には西京区の西総合支援学校で大会前の最後の練習をした。サッカー経験6年のパート古井宣光さん(23)=草津市=は「チームができてサッカーがもっと好きになった」と話す。
監督を務める篠?さんは「まずは選手が大会で試合の雰囲気をつかんでくれたら。メンバーを増やして、いつかは実力に応じた2チーム体制を目指したい」と話す。
活動の問い合わせは篠?さんの携帯電話090(6671)6977。
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12月1日の大会に向けて練習に励む「FC.アスカ」の選手(京都市西京区)
京都新聞-【 2013年11月27日 14時10分 】