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【全国障害者スポーツ大会】パラリン代表そろい踏み

 陸上100メートルの肢体不自由者男子1部は、ロンドン・パラリンピックに出場した佐藤圭太(21)=藤枝市出身=、春田純(34)=静岡市清水区=、山本篤(30)=浜松市西区=の県勢3選手がそろい踏みした。
 区分4の佐藤は序盤から抜け出し、大会新記録の12秒10で連覇を果たした。疲労などで練習不足だったが、「この記録を出せたのは良かった。今季最後のレースをいい感じで締めくくれた」と語った。初のパラリンピックで海外の選手と競り合い、刺激を受けた。「純粋に、速くなりたい気持ちが強くなった」と振り返る。
 春田が同組2位。パラリンピック以降はスタートからゴールまで自分のイメージ通りに走ることに重点を置いている。「力まず、リズムが狂うことなく走り切れた」という。愛知の大学に通う“ライバル”の佐藤とは一緒に練習する機会が少ないが、「近くの選手が同じ種目にいることで、モチベーションが上がる」と話した。
 区分5で1位となった山本は、走るフォームを変えるため、義足を調整して臨んだ。途中でバランスを崩し、ゴール後に転倒したが、「新しいことに取り組み、自分を進化させたい」とさらなる飛躍を誓った。

静岡新聞社-(2012/10/15 12:21)

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