千葉県袖ケ浦市の福祉施設で、知的障害のある19歳の少年が職員から暴行を受け、その後死亡した問題で、ほかにも入所する9人が虐待を日常的に受けていたにもかかわらず、施設の責任者らが把握できなかったとしていることから、千葉県は施設の運営実態について詳しく調べることにしています。
袖ケ浦市にある「千葉県袖ヶ浦福祉センター養育園」で先月24日、重い知的障害のある19歳の少年が、ソファで寝ていたところ、男の職員1人に腹を複数回、蹴られる暴行を受け翌日、呼吸困難となり病院に運ばれましたが、その後死亡しました。
千葉県のこれまでの調査で、ほかにも同じ寮に入所する9人がおととし以降、5人の男の職員に腹を殴られたり蹴られたりする暴行を繰り返し受けていたことが明らかになっています。
13日開かれた千葉県議会の委員会で、県の障害福祉課長は「施設長や現場のリーダーが部下の行動を全く把握しておらず、チェック体制が機能していなかった。県が行っている虐待防止の研修やマニュアルが現場に浸透していなかった」と述べました。
千葉県は、虐待が日常的に繰り返されていたにもかかわらず、施設の責任者らが把握できなかったとしていることから、施設の運営実態について詳しく調べることにしています。
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NH-K---12月13日 12時39分
袖ケ浦市にある「千葉県袖ヶ浦福祉センター養育園」で先月24日、重い知的障害のある19歳の少年が、ソファで寝ていたところ、男の職員1人に腹を複数回、蹴られる暴行を受け翌日、呼吸困難となり病院に運ばれましたが、その後死亡しました。
千葉県のこれまでの調査で、ほかにも同じ寮に入所する9人がおととし以降、5人の男の職員に腹を殴られたり蹴られたりする暴行を繰り返し受けていたことが明らかになっています。
13日開かれた千葉県議会の委員会で、県の障害福祉課長は「施設長や現場のリーダーが部下の行動を全く把握しておらず、チェック体制が機能していなかった。県が行っている虐待防止の研修やマニュアルが現場に浸透していなかった」と述べました。
千葉県は、虐待が日常的に繰り返されていたにもかかわらず、施設の責任者らが把握できなかったとしていることから、施設の運営実態について詳しく調べることにしています。

NH-K---12月13日 12時39分