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Channel: ゴエモンのつぶやき
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袖ケ浦の少年死亡:障害者施設虐待 理事「情報知っていた」 管理者側、隠蔽か /千葉

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 職員の暴行が次々発覚する袖ケ浦市の県立障害者支援施設「養育園」。3度目の立ち入り検査後にあった27日の県の記者会見では、運営法人「県社会福祉事業団」の田村邦夫常務理事まで暴行の目撃情報を知っていたことなどが明らかになった。園にまん延していた虐待を、管理者側が隠蔽(いんぺい)していたとの疑いが強まっている。

 同園は虐待が発覚した12日、「施設長は知らなかった」との認識を示した。だが、県が25、26日と複数の職員らに聞いたところ、園の第2寮で2011年12月、職員が虐待をしているとの目撃情報が施設長や田村常務理事にも報告されていたことが判明。2度目の立ち入り検査(18、19日)までに2人から県に説明はなかったという。

 隠蔽ではないかとの報道陣の質問に対し、田村常務理事は27日、「私のうっかりミスではすまない。申し訳ない」と釈明した。

 県の会見では、就労支援などを行う同事業団運営の別施設「アドバンスながうら」(同市)でも今年6月、利用者に対し、40代の男性職員が「うるせえんだよ」と暴言を吐く心理的虐待があったことも明らかにされた。

 障害者団体「ピープルファースト東京」(東京都日野市)はこの日、厚生労働省と県、県警、同事業団を訪れ、実態解明を要望。「DPI(障害者インターナショナル)日本会議」(同千代田区)も園を閉鎖し、入所者を地域に戻すことなどを求める声明を出した。

毎日新聞 2013年12月28日 地方版

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