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「障害者の就労支援を」 支援団体が市長に要望

 区内で障害者を支援する活動を行う「コクア」(根本益子代表)が12月25日、南区役所で林文子市長と意見交換を行った。

 これは、林市長が地域で活動する団体を訪れ、意見を聞いて市政に生かそうという「ぬくもりトーク」の中で行われたもの。

 コクアは、障害者・児の保護者の会である「泉の会」のメンバーが、障害への理解を深める活動を行うために2010年に結成したグループ。会員は10人。

実情訴える

 意見交換では、会員が自己紹介をしながら、障害者を取り巻く現状や市への要望を林市長に伝えた。特に「障害者の就労が難しく、市の支援がほしい」という声が多かった。これに対し林市長は、就労支援センターの設置など、現在行っている市の取り組みを説明した上で「障害者の余暇活動や居場所作りを支援している。ただ、現場の方の声を聞くと、まだ十分でないことが分かった」と語った。さらに、「要望を持ち帰り、来年度予算策定の際に議論したい」と話し、障害者も安心して暮らせるまちづくりに生かしていくとした。

 意見交換会後、コクアの根本代表は「林市長が障害者のことなどを勉強しているのが分かった。障害者の就労には困難が多く、市の支援や福祉施策の充実に期待したい」と話した。

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林市長(右奥)とコクアの会員

タウンニュース : 2014年1月 9日号 神奈川県全域・東京都町田市の地域情報紙

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