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Channel: ゴエモンのつぶやき
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障害者の豆腐店が寄付 提携鮮魚店売上金「被災者支援に」−−涌谷 /宮城

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 障害を持つ利用者が伝統のおぼろ豆腐を作る、涌谷町の障害者自立支援施設「涌谷とうふ店」が、連携先の鮮魚販売大手「北辰水産」(千葉県柏市)グループと共同で、売上金の一部の18万5000円を「東日本大震災の被災者支援に役立てて」と「日本障害フォーラム宮城」(仙台市青葉区)に寄付した。

 涌谷とうふ店は2011年5月、仙台市太白区で老舗豆腐店を経営し、障害者福祉に関心の深い森新一さん(49)の肝煎りで開業。森さんが東日本大震災後、「被災地の障害者に永続的な支援を」と北辰水産に呼びかけ、昨年3月から連携を始めた。関東、東北圏で店舗展開する北辰水産の三十数店で、おぼろ豆腐や油揚げを販売し、「魚屋さんの豆腐」と人気が定着している。

 今回の寄付金は、同月から8月までの売り上げの一部。商品1点につき価格の1・5%を寄付の目安にしているという。

 涌谷とうふ店は株式会社形態の就労継続支援A型事業所で、現在20人の利用者が6万〜12万円の月給を支給され、障害者年金を合わせ独立した生活をする人もいる。森さんは「昨年9月から今年3月分の寄付額は、新商品を登場させたこともあり、30万円に届きそう。利用者が懸命に働いてくれるおかげ」と話す。森さんの月給は12万円だそうだ。

毎日新聞 2014年01月19日 地方版

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