佐世保市の障害者支援施設に入所していた女性(65)が、別の入所者に転倒させられ、意識不明となったとして、女性の家族が法人側を相手取り、約4000万円の損害賠償を求め、地裁佐世保支部に提訴したことがわかった。学園側の安全配慮義務違反が原因と主張している。
訴状などによると、女性は2011年1月28日、社会福祉法人「民生会」の障害者支援施設「白岳学園」で、生活支援担当の職員が入所者2人に見守りを頼んで場を離れた間、転倒して頭を打ち、寝たきり状態になった、としている。
原告の成年後見人は「入所者の行動の注視など、配慮すべき義務があったにも関わらず、事故発生を防止する具体的措置をとらず放置した」と主張。学園側は「事故が起きたことは事実だが、弁護士と相談して方針を検討する」と話している。
毎日新聞 2014年02月04日〔長崎版〕
訴状などによると、女性は2011年1月28日、社会福祉法人「民生会」の障害者支援施設「白岳学園」で、生活支援担当の職員が入所者2人に見守りを頼んで場を離れた間、転倒して頭を打ち、寝たきり状態になった、としている。
原告の成年後見人は「入所者の行動の注視など、配慮すべき義務があったにも関わらず、事故発生を防止する具体的措置をとらず放置した」と主張。学園側は「事故が起きたことは事実だが、弁護士と相談して方針を検討する」と話している。
毎日新聞 2014年02月04日〔長崎版〕