道内157の障害者施設のうち、道条例で設置が義務づけられている「虐待防止責任者」を置いていない施設が15か所あったことが、道のまとめでわかった。虐待防止の対策を検討する内部組織を設置していない施設も27か所あった。道はこれらの施設に対し、改善するよう指導した。
道内では昨年4月、別海町の知的障害者施設で、職員が入所女性の顔を殴るなどしてけがを負わせたことが発覚した。この施設では、虐待防止責任者や内部組織が設置されていなかったため、道は昨年11月、道が所管する157施設を対象に、虐待防止策を点検し、報告するよう求めていた。
その結果、必要な手続きを取らずに入所者の身体を拘束した施設が10か所あり、従業員への虐待防止研修をしていない施設が8か所あることもわかった。
(2014年2月13日 読売新聞)
道内では昨年4月、別海町の知的障害者施設で、職員が入所女性の顔を殴るなどしてけがを負わせたことが発覚した。この施設では、虐待防止責任者や内部組織が設置されていなかったため、道は昨年11月、道が所管する157施設を対象に、虐待防止策を点検し、報告するよう求めていた。
その結果、必要な手続きを取らずに入所者の身体を拘束した施設が10か所あり、従業員への虐待防止研修をしていない施設が8か所あることもわかった。
(2014年2月13日 読売新聞)