福祉事業所で働く障害者の工賃の向上を目指す「工賃向上フェスタ」(大阪府主催、エル・チャレンジ福祉事業振興機構運営)が17日、大阪市中央区のマイドームおおさかで開催され、67の福祉事業所、35の企業、18の団体が参加し、地域ごとに交流を深めた。府の工賃向上計画支援事業の一環で、福祉事業所の企業からの受注拡大が狙い。
フェスタでは工賃向上ミーティングとして、同機構スーパーバイザーの高見一夫氏が同事業を解説した。府の月額平均工賃は2006年度には7990円だったが、12年に1万72円となり、1万円を超えたものの、依然として全国で最下位。高見氏は受注拡大支援として「企業へのアプローチを強化しており、年間約7千万円の仕事をつくっている」と説明した。
NPO法人「すいたの輪」の井上正治副理事長は、クッキーを商品とした地域での共同受注ネットワークについて紹介した。
会場では、三つの福祉事業者がパンやクッキー、ドリンクのブースを出展して来場者に商品をPRしていた。
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共同受注について紹介するNPO法人「すいたの輪」の井上副理事長=17日午後、大阪市中央区のマイドームおおさか
大阪日日新聞 : 2014年2月18日
フェスタでは工賃向上ミーティングとして、同機構スーパーバイザーの高見一夫氏が同事業を解説した。府の月額平均工賃は2006年度には7990円だったが、12年に1万72円となり、1万円を超えたものの、依然として全国で最下位。高見氏は受注拡大支援として「企業へのアプローチを強化しており、年間約7千万円の仕事をつくっている」と説明した。
NPO法人「すいたの輪」の井上正治副理事長は、クッキーを商品とした地域での共同受注ネットワークについて紹介した。
会場では、三つの福祉事業者がパンやクッキー、ドリンクのブースを出展して来場者に商品をPRしていた。

共同受注について紹介するNPO法人「すいたの輪」の井上副理事長=17日午後、大阪市中央区のマイドームおおさか
大阪日日新聞 : 2014年2月18日