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Channel: ゴエモンのつぶやき
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試験運用 身体障害者や外国人を対象、携帯端末で観光施設案内 /兵庫

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 携帯端末アプリを使い、主に身体障害者や外国人を対象に観光施設などを案内するサービス「出石かもんナビ」の試験運用が22日、豊岡市出石町内で行われた。国土交通省の事業の一環で、静岡県下田市などでも行われている。

 但馬國出石観光協会などで構成する「城下町いずし歩行者移動支援協議会」が主催。実際の運用は4月以降としている。出石町内は伝統的建造物が多く、車いす利用者や高齢者には通りにくい部分がある。また景観上、案内の外国語表記が限られ外国人に不便な所もあり、これらの克服をテーマに開発された。

 スマートフォンなどの携帯端末を、出石町内各地に設置されたデザイン(電子透かしQRを施している)に近づけてかざし情報を取り込む。観光施設、史跡、飲食店などの概要、電話番号などを日・中・英語で表示したり、現在地からのルートを割り出したりできる。ルートは一般用とバリアフリー用があり、バリアフリーでは坂や階段が少ないルートが示される。

 試験運用には車いすの身障者3人、外国人5人が参加。出石町内に住む水島裕和さんは「施設の全体写真があり分かりやすいが、端末をデザインに近づける際、手が不自由な人は困るのでは」と話した。台湾出身の大阪観光大学2年、謝宜屏さんは「地図が小さいが、すぐに現在地が分かり便利」と話していた。

毎日新聞 2014年02月23日 〔但馬版〕

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