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手作り弁当「いかが」 障害者の就労支援 氷見のNPO、調理や配達を支援

 障害者の就労を支援するNPO法人「b―らいふ・かんぱにー」(氷見市幸町)がJR 氷見駅前で運営するレストラン「とまとcafe」は2日までに、昼食の弁当販売と配達 を始めた。調理、配達のすべてを手掛けており「値段も手頃でおいしい」と好評を得てい る。b―らいふは障害者の働く場をさらに広げたいとしている。
 弁当のメニューは日替わりで、肉や魚、揚げ物などメーン料理と煮物や漬物など全4品 が入っている。おかずのみは350円で、別容器で白米やみそ汁を付けると600円。と まとcafeのシェフが栄養バランスの取れたメニューを考える。

 現在、b―らいふの作業所「幸町の家」と、市役所、社会福祉協議会などから注文を受 け、毎日30〜40食を配達している。試行段階のため一般の企業からの注文は受け付け ていないが、主任職業指導員の坂下幸子さんは「軌道に乗れば、もっと広く提供できるよ うにしたい」と意欲をみせる。

 弁当の提供は、とまとcafeの調理場を生かして顧客を増やすために始め、現在、5 人が調理や接客を担当している。b―らいふは10人の雇用を目標にしており、永森栄一 所長は「もっと外部に活動をPRしたい」と話した。

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販売、配達を始めた昼食弁当=氷見市伊勢大町のとまとcafe

富山のニュース 【3月3日02時06分更新】

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